NHK BSプレミアム7月1日(火)からスタートするドラマ「おわこんTV」の第1回(前編)と第2回(後編)の試写会が行われ、出演者の千葉真一、小泉孝太郎が登場した。

ドラマは弱小テレビ番組制作会社「チョコレートTV」を舞台に、テレビ業界の裏側を知り尽くす社長・荒巻源次郎(千葉真一)らテレビマンたちが“テレビ番組を終わったコンテンツ=おわこんにするわけにはいかない”と奮闘し、少ない予算と厳しい視聴率競争という業界の荒波に挑んでいく物語。

NHK大河ドラマ風林火山」('07年)以来のNHKでのドラマ出演となる千葉は、「試写会前にこんなの(取材会で配られるドラマの資料)を発見して、“このドラマNHK的に大丈夫?”っていうタイトルを読んで、“このドラマ、千葉真一で大丈夫?”じゃねぇのかっていう気持ちになるくらい、久しぶりにNHKドラマに出演させていただきました。撮影期間が本当に短かったので、初めて演じる社長という役柄に戸惑いながらも手探りで役を演じきることができました」と話した。また、共演した小泉については「私が演じる社長・荒巻の右腕として、本当に爽やかですてきな役を演じながらも私を助けてくれました。こんな人が政治家になった方がいいじゃねぇかと思いました」と笑顔でコメントした。

これに対し、小泉は「政治家役ではなく、ドキュメンタリーディレクターの三橋圭祐を演じました(笑)」と自己紹介。続いて「撮影が終わってから数週間ぶりに千葉さんとお会いしたんですけど、第一声が『このドラマの続きをやりたいね』と、僕と全く同じ気持ちで驚きました。ドラマの続編については、共演者からスタッフまで本当に朝から夜中まで缶詰の日が多くて過酷なスケジュールの中でも、皆がそろって“続きやりたいね”とか“チョコレートTVの続きが見たいね”って撮影中に話していました。第2回までのドラマを見ても、この作品に手応えを感じていますし、テレビ業界じゃない方が見ていただいても楽しんでもらえる自信があります」と熱弁。また、共演した千葉については「今回共演できたことはとってもうれしかったです。千葉さん存在感がすごくて、撮影現場に千葉さんが入るだけで“ん?今、千葉さんが現場に入られたかな? 違うお部屋に千葉さんがいらっしゃるのかな?”とか、姿は見えないんですけどとにかく存在感を感じました。千葉さんを何かに例えるなら、サッカーのコートジボワール代表のディディエ・ドログバ選手のようだなと思いました(笑)」と、前日のサッカーワールドカップの日本戦で途中出場ながら存在感を示した選手の名前を挙げて語り、会場を沸かせた。

さらに、ドラマを通してテレビ業界について発見したことについて「周りからくだらない、つまらないと思われても、自分がこれだっていうものに打ち込む大切さが、原作や脚本を読んで分かりました。言葉にするとありきたりですけど、自分の目の前にある仕事に全力を尽くすことを芸能界の皆さんはやっているんだなと、あらためて考えさせられました」と小泉が語ると、千葉が「やっぱり政治家ですよ、君は」とツッコミ、「まだこの業界にいさせてください」と小泉は苦笑しながら答えた。

7月1日(火)スタートのドラマ「おわこんTV」の試写会に登場した小泉孝太郎(左)と千葉真一(右)