映画『LAMB／ラム』より、アイスランドの大自然で暮らす夫婦と“羊ではない何か”の奇妙な共同生活を切り取った新場面写真11点が解禁された。
【写真】“羊ではない何か”との不気味な生活『LAMB／ラム』場面写真
本作は、アイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“羊ではない何か”を育てていくネイチャー・スリラー。
『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当したヴァルディミール・ヨハンソンの長編監督デビュー作で、アイスランドの作家・詩人として知られ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の歌劇脚本や『ライトハウス』のロバート・エガース監督待望の新作『The Northman（原題）』でも脚本を手掛けるショーンがヨハンソンと共同で脚本を執筆するなど新進気鋭の作家たちにより制作された。そして『プロメテウス』、『ミレニアム』シリーズで知られるノオミ・ラパスが主演・製作総指揮を務める。
衝撃的な設定の中にもリアリティーを持った世界観を構築したことで、第74回カンヌ国際映画祭のある視点部門で《Prize of Originality》を受賞、アカデミー賞国際長編部門アイスランド代表作品にも選出されるなど、批評家からも高い評価を受けた。
場面写真からは、アイスランドの壮大な景色や、そこで羊飼いの夫婦イングヴァルとマリアが慎ましく生活する様子が読み取れる。その一方で不穏な印象を残す写真も。雪が降る中、猟銃を構えるマリアはいったい何に銃口を向けているのか？ また暗闇にたたずむ羊の群れを捉えた写真は、こちらを見つめる羊たちの目が怪しく光り、不気味な雰囲気を醸し出している。
さらに今回、夫婦にアダと名付けられた“羊ではない何か”の姿を写した写真も初お披露目となっている。アダが、花冠をかけられマリアと仲むつまじく過ごすさまや、人間に連れられて歩くように見受けられる後ろ姿を捉えた写真も公開された。
映画『LAMB／ラム』は、9月23日より公開。
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