ベルリンにも、慰安婦像が建てられている。それを国家の恥だと、撤去活動を始めた韓国の市民団体がいる。

 「やめさせろ!」韓国人の多くの総意ということにはなっているが…発言がマスコミにとりあげられやすい国会議員など「やめさせろ!」発言することでメリットがいっぱいの方々が言っている。やっているのは、韓国国民ではない、とか、日本の極右だとか。

 彼らは言う。慰安婦像と一緒に写真を撮ったり、お花を供えてくれる(死亡像ではないはずだが…)他国の人が大勢いるから、ベルリンの街に像は浸透していると。

 いや、慰安婦像とされるのは、韓服を着ているオカッパ頭の少女像だ。そもそもは、2002年にお友だちの誕生会に向かおうとしていた少女が米軍の車に轢かれたのを悼んで作られた像のはずだが、どうして、慰安婦像になったのだろう。まずそこから考えてみないか。

 仮にベルリンの人たちが、少女を少女としかとらえておらず、ひき逃げはないだろうと、かわいそうだろうと、花を手向けているとしたら、お供え花はあがる。慰安婦はまだ韓国ではセルフ係争中であり、生きている。生きている人にお供え花は、そこ怒るポイントではないのか。

 これ以上、韓国の恥を晒したくないから撤去しかないと踏み切っている国民感情もあることを認めない韓国政治家の方が、ちょっとあれではないのか。

 そもそも、世界中に増殖中の慰安婦像は、許可も取らずに勝手に立てていると聞く。その国でも「違法だと処分したら、慰謝料請求する国だったなあ」は把握している。仮に交通などの邪魔にならなければ、放っておけ…じゃないのか。当たり前ではなく、立てた国の寛容さに感謝すべきであり、感謝の念を持った時に「やっぱり、これは恥ずかしいよね」。あるいは、管理費用はうちで持たなければ、だろう。立てっぱなし

 「慰安婦詐欺はやめよう(Stop comfort woman fraud)」のプラカード。韓国語だけの由来碑より、ベルリンの人に訴える力はある。

 認めるのが嫌なら…こそっと撤去もできるだろうに。

韓国活動団体のWEBページから