突発性難聴と診断され離脱していたジュビロ磐田の元日本代表FW大津祐樹が、完治したことを報告した。

6月21日、磐田は大津が耳の不調を訴えて検査を受けたことを発表。突発性難聴と診断され、復帰時期は未定だとされていた。

サポーターからは大津を支える横断幕などが出され、妻の久冨慶子さんは順調な回復をSNSで伝えていた中、大津が自身のインスタグラムを更新。無事に完治したことを報告した。

大津は、聴力検査の結果とともに、今回治療方法を細かく公表。同じ苦しみを味わっている人の力になればと、詳細を伝えた。

「ご報告です。本日の聴力検査の結果で左耳の聴力が完治しました。公表した理由の1つでもある病気と闘っている方に少しでも力になれればと思い詳細も書かせていただきます」

「まず「聖隷浜松病院でステロイド治療」を8日間行いその後東京へ行き、「東京医科歯科大学病院の高圧酸素治療」「一掌堂治療院の針治療」をほぼ毎日10日間両方ともの治療を続けました」

「僕の症状からすると入院から退院する時には正直本当に良くて50%の聴力回復しか望めないし、50%まで戻らない可能性も高いので覚悟してくださいと伝えられた状況でした」

「それがほぼ100%近い聴力回復をする事ができました。今までこの症状から回復をした人は病院のデータ上ほぼ0だったそうです」

「僕が伝えたいのは「早期治療の大切さと諦めずにできる治療はすべて行ってほしい」という事です。正直どの治療が効いたのか僕自身も分かりません。ただ諦めずに治療することで限りなく0に近い数%の可能性でもひっくり返す事ができるかもしれないという事です」

「今回治療に関わってくださったすべての方々、最初に異変に気づき病院へすぐに向かわせた妻、そしてサポーターの方々から頂いたパワーのおかげで奇跡的な回復をする事ができました。本当に感謝しています」

「ここからはチームのトレーニングに合流し、コンディションを上げピッチで感謝の気持ちを伝えれるように頑張ります!!」

「#たくさんのメッセージありがとうございました」

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