Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界 4」の配信記念スペシャルイベントが7月5日にセラヴィ東京で開催され、シーズン1からウィノナ・ライダー演じるジョイスの吹替えを担当している声優の園崎未恵、「ストレンジャー・シングス」ファンのマヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)、NMB48渋谷凪咲、テレビプロデューサーの佐久間宣行が登壇した。

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本作は、1980年代の小さな町ホーキンスに突如出現した“裏側の世界”をきっかけに巻き起こる事件に対し、少年少女たちが力を合わせて解決へ立ち向かうミステリー・アドベンチャー。この日はそれぞれが劇中をイメージした80年代ファッションで登場。会場を盛り上げた。

シリーズが大好きだというメンバーだが、園崎は「80年代の空気満載なところが好き」とコメント。野田クリスタルは「怖いところは、本当に怖いところ」、村上は「音楽が入るところがむちゃくちゃカッコいい」と語り、渋谷は「友だちを裏切らないという、みんなの絆」、佐久間も「各シーズンごとにクリエイティブな挑戦があるところ。シーズン4はいままでベストのおもしろさ」と力強く語るなど、それぞれが注目ポイントを明かした。

各キャラクターの魅力も人気の理由となっている本シリーズ。SNSでの人気投票によると、ジョーキーリー演じるスティーブが1位に選出されたという。渋谷が「だんだんカッコよくなった」と共感すると、園崎は「スティーブは、第1シーズンで『お疲れ様』になる予定だったらしいんです。でもジョーキーリーがあまりにもいい人だから、(製作・監督・脚本の)ダファー兄弟が気に入ってしまって。こんなにいい人を第1シーズンでなくしてしまうのは、もったいない。続投!となって続いたそうです」と裏話を披露。

園崎自身は「ダスティン推し。かわいくてしょうがない。『4』になってルーカスの妹、エリカさまが、だいぶおいしいポジションになってきたなと思っています」と愛情を傾けるなか、渋谷は「イレブンが好きです」とにっこり。「自分や仲間のために戦いながら、一人で恐怖のなかに飛び込んで、救う。めっちゃカッコいいなと思いました。イレブンは、力を出す時に鼻血が出る。それぐらい一つのことに没頭できるのもカッコいい。私も鼻血が出るくらい、一生懸命になれるなにかを見つけたい」と語り、周囲を笑わせていた。

またステージでは、マヂカルラブリーと、「大喜利が強いアイドル」とも言われる渋谷が、“ストレンジャー・シングス大喜利”で対決することになった。佐久間が「芸人と戦う時は、どういう気持ちでやっているんでしたっけ。胸を借りるとかだとダメなんですよね?」と聞くと、渋谷は「それでは絶対に勝てないので、ぶっ潰すという気持ちでやりたいと思います」と意気込み、これには村上が「楽しくやろうよ!」とタジタジに。

本シーズンのワンシーンを切り取った“写真で一言”というお題に沿って大喜利が行われたが、「大喜利が強いアイドル」の称号通り、渋谷が次々と見事な答えを炸裂させて、佐久間と園崎も大爆笑。野田クリスタルと村上も「うまい」「しっかり大喜利になっている」とうなるなか、最後の勝負となった第4問目では、“鼻血の仕込み”を繰りだしながら、回答のフリップを掲げた渋谷。「本気を出したから鼻血が出ました!」と好きなキャラクターであるイレブンの気持ちになりながら茶目っ気たっぶりに語ると、野田クリスタルが「超能力を使わないで!どうりでおもしろいと思った!」と嘆き節。最終的な軍配は渋谷に上がり、渋谷は「ありがとうございます!」と大喜びだった。

取材・文/成田おり枝

「ストレンジャー・シングス」の舞台である80年代のファッションで登場!