アトレティコ・マドリーポルトガル代表FWジョアンフェリックス(22)の売却を検討しているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えている。

2019年夏にベンフィカからアトレティコへと加入したジョアンフェリックスだが、1億2720万ユーロ(約178億円)とも言われる移籍金に見合った活躍が出来ていないと、批判の対象になることも多い。だが、昨季は年明け以降に本領を発揮し、低迷していたチームのチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保に大きく貢献した。

2022-23シーズンは1年を通した活躍が期待される22歳だが、ジャーナリストのエドゥアルド・インダ氏によると、アトレティコでの将来は必ずしも保証されていないとのこと。今年4月にアトレティコのエンリケ・セレソ会長が、「ジョアンラ・リーガとこのクラブにふさわしい選手で、彼が去るべき理由は何ひとつない」とも語っていたが、財務上の問題が付き纏っているようだ。

その中で若きポルトガル代表FWはチーム内で最も高額な移籍金が望めるプレーヤーであり、金額次第では今夏の売却も躊躇しない考えとみられている。

なお、ジョアンフェリックスに対してはマンチェスター・シティが関心を寄せている模様。しかし、今夏すでにノルウェー代表FWアーリング・ハーランドイングランド代表MFカルヴァンフィリップスに大金を費やしているため、少なくとも今夏の獲得は現実的でないと目されている。

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