トリノのブラジル人DFグレイソン・ブレーメル(25)はインテルへの加入を望んでいるようだ。

2018年夏にアトレチコ・ミネイロからトリノへ加入したブレメル。1年目は公式戦7試合の出場に留まったが、2年目からはレギュラーに定着し、ここまで110試合の出場で13得点を記録している。

対人戦の強さやカバーリングといった突出した守備能力に加え、セットプレーでの得点力にも定評があるセンターバックは、今年2月に2024年夏まで契約を延長。しかし、今夏の移籍市場では争奪戦が勃発しており、国内のインテルミランに加えて、トッテナムチェルシーバイエルンといった国外のビッグクラブも関心も伝えられている。

先月まではトッテナムが獲得に近いと報じられていたが、イタリアCalciomercato.com』によれば、現在はインテルとの交渉が進んでいる模様。クラブの幹部はブレーメルと会談を続けており、選手側もインテルでのプレーを希望しているようだ。

ただ、『Calciomercato.com』は取引の成立においてネックとなっているのが金銭面であるとも報道。インテルは、パリ・サンジェルマン(PSG)やチェルシーからの関心があるスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(27)を8000万ユーロ(約111億円)ほどで売却して、獲得資金の捻出を狙っているとのことだ。

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