6日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局社員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、日本の住宅の大多数を「掘っ建て小屋」と評し、ネット上から疑問の声が集まっている。

 この日、番組では「高断熱住宅」について特集。「高断熱住宅」は内壁と外壁の両方に断熱材を入れた二重構造になっており、断熱性能を高めた住宅のこと。住宅の隙間も、一般的な住宅が名刺約32枚分ほどなのに比べ、「高断熱住宅」は名刺1枚分にも満たないという。

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 「高断熱住宅」では、3LDKでもエアコン1台で済むと言い、省エネの面から今、改めて注目されているとのこと。一般的な住宅よりも300万円~400万円ほど高いものの、年間の光熱費は半分以下になると紹介された。

 以前、取材したことがあるという玉川氏はこの「高断熱住宅」を絶賛。取材時は真冬だったと言うが、「1台のエアコンで、どの部屋のどの場所でも20℃以上あった」と明かした。

 さらに、玉川氏は「断熱で言えば、多くの日本人が掘っ建て小屋みたいなところに住んでるのと一緒だと思うんですよ。隙間もあるし、ペラペラだし」と発言。一方、「高断熱住宅」は家中が同じ温度のため、気温の変化によって起こるヒートショックも防ぐことができるのではないかと指摘していた。

 しかし、この発言にネット上からは「マイホームに満足してるのに失礼すぎる」「デメリットも言わないで一方的にディスるのどうなの」「傷つくわ」「掘っ建て小屋で悪かったな」「コメンテーターが主観でこういう言い方するのどうかと思う」という批判が寄せられていた。

 「高断熱住宅」にも暖房器具に制限がかかるほか、乾燥しやすい、内部結露が起きやすいといったデメリットはあるが、玉川氏はそれには触れず。一方的な物言いに苦言が集まってしまっていた。

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