テレワークカフェ

コロナ禍で実施されたテレワークは、いまや多くの企業で導入されている。自宅や喫茶店ネットカフェなど、会社以外の場所で仕事をすることが増えた。

そんな中、最近ある印刷会社が「テレワークカフェ」を続々と展開しているのをご存知だろうか。このカフェには、とっておきの「機能」がついていて…。

【写真】テレワークカフェの豪華すぎる設備


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■渋谷で発見

6月下旬の夕方、東京・渋谷で取材を終えた記者は急ぎで取りかからなければならない仕事があり、作業できる場所を探していた。だが、カフェは少々ガヤガヤしていて、ネットカフェはどこも満席…。

満身創痍で歩いていると、「アクセアカフェ」というお店を発見。中に入って聞いてみると、事前の予約なしでも利用できるとのこと。使ってみたところ、通常のカフェより広々として静かで、コーヒーなどのドリンクも飲み放題で集中できた。

しかも、2時間45分利用して料金は600円(通常1,200円のところ、登録30日50%オフキャンペーンのため)だった。


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■いったいどんな場所?

アクセアカフェ

調べてみると、「アクセアカフェ」はここ1~2年で新宿や渋谷、田町、神保町など都内を中心に急激に店舗を拡大している。後日、改めて同カフェを運営する株式会社アクセアに取材を敢行した。

失礼ながら、まずはどんな会社なのか聞いてみた。

デジタルプリント事業を行っている会社です。街の印刷屋イメージしていただくのが分かりやすいかもしれません。全国の主要都市を中心に出店しています。もともとは印刷のご注文後にお客様の待ち時間があったため、その間に作業できるスペースを作ろうと考え、2019年からコワーキングスペース事業をスタートしました」 とアクセアカフェ広報担当者。

以前から着手していたことをコロナ禍で拡大していったという。「コワーキングスペースを付けた店舗は20年以降に増えており、全国にある弊社の店舗74店中28店で導入しております」(前出・広報担当者)。

■テレワークの「問題」も解決

テレワークカフェ

テレワークカフェ

取材の際は神保町店にお邪魔したのだが、店内は広々としていて清潔感がある。「20代後半から40代のビジネスマンのお客様を中心に利用いただいています。店舗によっては、学生の方が自習目的で使われることもあります。お仕事をしながらお茶を飲むビジネス上のカフェというイメージです」(前出・広報担当者)。

テレワークカフェ

テレワークカフェ

テレワークカフェ

このテレワークカフェ、一般的なカフェネカフェで作業する際に頭を悩ませる「あの問題」も解決してくれるようで…。「カフェなどの飲食店で、遠慮がちにWEB会議をされている方を多く見受けるようになりました。そんな方たちのために気兼ねなく打ち合わせや仕事ができる設備を増やしております。テレワーク用の完全個室や複数のお客様が対面で打ち合わせできるミーティングルームも設けています」(前出・広報担当者)。

記者も経験があるのだが、ネカフェリモート会議をして話していると、店員に「通話はやめてください!」と注意されてしまうことがある。ここなら個室スペースで気兼ねなく声を出すことができるのだ。


■ビジネスマッチング機能も

利用料金は店舗によって違いはあるが、安いところでは15分99円から使用可能。5時間パックも2,000円とネカフェより安く利用できる。さまざまな機能を備えているが、今後さらに進化していきそうだ。

24時間営業の店舗を徐々にスタートしています。アプリチェックイン・チェックアウトできるようにし、スタッフが無人でも巡回するロボットを置いたり、警備会社と連携してセキュリティ面でも安心してご利用いただけるようにします。 また、専用アプリビジネスマッチング機能をご利用いただくこともできます。オフにもできますが、設定すれば同じ場所にいるビジネスマンが分かるようになるのです。SNSのようにお互いのプロフィールを見てメッセージを送るなどして、人脈を増やしたり、様々な業種の方とつながることもできます」(前出・広報担当者)。

テレワークカフェ」、一度足を運んでみてもいいかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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