古典歌舞伎と最先端技術の融合、中村獅童×初音ミクで届けられる人気コンテンツ「超歌舞伎」。今年のニコニコ超会議を興奮の渦に巻き込んだ、古代王朝スペクタクル『永遠花誉効』をはじめ必見の舞台は、東京、京都、名古屋、福岡での全国4都市上演が決定となった。

7月6日(水)には帝国ホテルにて『「超歌舞伎2022 Powered by NTT」取材会』を開催。中村獅童初音ミク、そして陽喜(はるき)くんがその意気込みを語った。


紋付袴姿で会見場に現れたのは中村獅童、小川陽喜くん、澤村國矢。中村獅童は「今度は約2か月やらせて頂ける4都市公演の実現嬉しく思っています。長男の小川陽喜も出演させて頂きます。よろしくお願いいたします」と、陽喜くんも「おがわはるきです!よろしくお願いします!」と元気いっぱいに挨拶した。続けて挨拶を行ったのは初音ミク。「中村獅童さんをはじめ、皆様とともにパワーあふれる舞台をお届けできるようお稽古に励んでいます。是非劇場でご覧ください!」と超歌舞伎名物のサイリウムを振りながらアピール。


記者団から陽喜くんに関する質問が飛ぶと、中村獅童は「陽喜には夏休み返上で頑張ってもらいますけど、ライバルですから。超歌舞伎の宣伝もあり親子でバラエティ番組に出演させて頂いているんですけど、カメラがほとんど陽喜を映していて、僕は少ししか映してもらえないんですよ。ちょっと腹立ってます」と会場を沸かせる。そんなライバル心を募らせる中村獅童とは裏腹に、「お父さんはライバルですか?」の質問に陽喜くんは「ライバルじゃない」と回答し、「七夕のお願い事は?」の質問にも「ない」と断言するなど大人な姿勢で爆笑をさらった。




それでも中村獅童のライバル心は大変なものだそうで、中村獅童本人から「陽喜はどんどん僕に立ち向かってくるところが凄いです。ヒーローものの主人公って赤が多いんですけど、赤い役を取り合いになるんです。僕も大人気ないので本気になっちゃったりして反省してます」、「実は朝から妻とも僕の大人げなさで大喧嘩してしまって、まだ仲直りしてないんですよ。この場をかりて…、沙織この間ゴメンね!」と仲良し家族のホッコリした空気で会場を包んだ。


話題を超歌舞伎に戻した中村獅童は、「2016年からの超歌舞伎NTTさんの技術が年々進歩しているのが見どころです。初音ミクさんの踊りも年々上手くなっている。このバーチャル技術は見て頂かないとわからない。とにかく見てペンライトを思いっきり振って楽しんで頂ければ」「歌舞伎はどうしても敷居高くて難しいイメージだけど、お祭りに行く感覚で楽しんで頂ければと。新しいものを取り入れ、いらないものを捨て、多くの方に歌舞伎へ興味を持って頂く。それが僕自身の使命」と力強く語った。


中村獅童×初音ミクで届けられる超歌舞伎。今回も画期的な新技術が取り入れられるという。小川陽喜くんの出演、多彩な役者にスポットが当たるリミテッドバージョンも見逃せない。暑い熱い夏、お祭り気分で「超歌舞伎 2022 Powered by NTT」に参加してみるのはいかがだろうか。


中村獅童の新たなる挑戦、コロナ禍で感じた歌舞伎を通して伝えたい想い「心と心が繋がる空間へ」


超歌舞伎 2022 Powered by NTT

8 月 4 日(木)~7 日(日)に福岡・博多座

8 月 13 日(土) ~16 日(火)に名古屋・御園座

8 月 21 日(日)~9 月 3 日(土)に東京・新橋演舞場

9 月 8 日(木)~25 日(日)京都・ 南座にて上演。


© 超歌舞伎 Supported by NTT

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