植毛後にかさぶたが出来る原因や適切な対処法とは
植毛後のかさぶたの適切な対処法とは

植毛後の頭皮にかさぶたが出来ることはよくあります。

しかし、このかさぶたをどのように扱えばよいのかは、分からない人が多いのではないでしょうか。

今回は、植毛手術後の対処方法を解説します。

植毛でかさぶたが出来るワケ

植毛でかさぶたが出来るのは、植毛手術が外科手術であるためです。

植毛手術では、毛根を植えるため、頭皮にスリットという穴を開け、そこに毛根を植えます。
この穴は、1㎜程度の小ささなので傷口は大きくないです。

しかし、このような小さな傷口でも出血量が多くなる場合もあります。

出血量が多くなると、その血が固まってしまいかさぶたになってしまいます。

ですが、かさぶたは本来悪いものではありません。

かさぶたは、傷口に雑菌が入るのを予防したり、回復を早めるためのものです。

そのため、植毛手術によってかさぶたが出来るということは、デメリットばかりでは無いのです。

対処方法

では、植毛手術によってできた、かさぶたは、どのように対処すると良いのでしょうか。

まず、植毛手術直後の対処法です。

植毛手術直後は、移植した髪を定着させるための、期間と考えられています。

そのため、かさぶたには触れないでおきましょう。
かさぶたには、かゆみが伴う場合もあるので、触りたくなるのは分かるのですが、手術直後は触るのを我慢しましょう。

またシャンプーは、植毛手術の翌日からOKになる場合がほとんどです。
この場合も、なるべく優しく頭皮を洗うようにして、かさぶたを傷つけないようにしてください。

また強いシャワーも良くないので要注意ですね。

植毛手術後のかさぶたが取れるのは、手術後から2週間が目安と考えられています。
そのため、手術後2週間は、なるべく頭皮を刺激しないような注意が必要になります。

普段使用しているような、整髪料や帽子、ヘルメットなども頭皮のことを考えると控えた方が良いので、手術後2週間はできるだけ控えるようにしましょう。

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