俳優の竹内涼真が主演を務めるドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日、毎週木曜21時~)が今夜、初回10分拡大版で放送がスタートする。


2020年1月から3月に韓国で放送され大ヒットとなり、2020年3月からNetflixで配信されると、日本でも大ブームを巻き起こした韓国ドラマ『梨泰院クラス』。『梨泰院クラス』はステイホーム期間に配信されたということもあり、その期間に視聴しドはまりする人が続出、まだ視聴していない人も一度はそのタイトルを耳にしたことはあるであろう。


そんな超話題作が、梨泰院から舞台を東京・六本木に移し、竹内涼真を主演に迎えリメイクが決定。本ドラマは、漫画原作を日本の設定に置き換えて翻案された、漫画「六本木クラス」が原作となる。このドラマの一報がもたらされると、SNSでは「ついに!!」「楽しみです!!」と湧きたっており、この夏大注目のドラマとして話題になっている。


主人公の宮部新役を竹内、新と敵対する長屋ホールディングスに勤める新の初恋の人・楠木優香役を新木優子。フォロワー76万人を誇るインフルエンサーで、新に出会ったことで人生が変わり始める高校生・麻宮葵役を平手友梨奈。そして、新の宿敵となる日本の外食産業トップに君臨する長屋ホールディングス会長で創業者・長屋茂役を香川照之が演じる。



【写真】新(竹内涼真)、長屋(香川照之)と対峙(第1話より)(全11枚)


絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓い、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく立ち向かっていく姿を、“下克上”を主軸に“ラブストーリー”、そして“青春群像劇”を交差させながら描く本作。物語の幕開けとなる第1話は、予告編・場面写真等で制服姿のキャスト陣の姿が公開されている通り、主人公の高校生時代が描かれる。


既に公開されている本作の予告映像では、竹内演じる新が「俺は絶対成功してみせる」と強い決意を滲ませる場面や、大雨のなか絶叫する場面、香川演じる長屋が新に「土下座をして、謝りなさい」と凄む場面と名台詞名シーン目白押しを予感させる。他にも、新木演じる優香が浴衣姿で微笑む場面や、平手演じる葵が「私が叶えてあげます」と宣言する場面も公開されており、第1話からラブストーリーにも動きがあるようで、ヒロインたちの活躍も楽しみになる。


初回から名シーン名台詞目白押しの予感がする『六本木クラス』。物語と役者たちの重厚な演技が掛け合わさって、どんな化学反応をみせてくれるのだろうか。今夜初回の『六本木クラス』に期待が集まる。




2006年秋――父子家庭で育った高校生の宮部新(竹内涼真)は、愛想はないが真っすぐな性格に育ち、父・宮部信二(光石研)からの教えである「信念を持って生きろ」という言葉を胸に、警察官になることを夢見ながら父と支え合い仲良く暮らしていた。そんなある日、信二が本社へ栄転することに伴って、新は転校することに。その前日、これまで信二が何かと気にかけていた養護施設に支援物資を届けるために一緒に向かった新は、信二が娘のように可愛がる楠木優香(新木優子)を紹介されるが、不愛想な性格ゆえにそっけない態度をとってしまう。


そして迎えた転校初日。クラスに案内された新は、偶然にも優香の隣の席になり、気まずさを感じていると、突然、教室である事件が発生! クラスメイトの桐野雄大(矢本悠馬)が長屋龍河(早乙女太一)に使い走りにされた上、執拗ないじめを受けるのだが、なんと他の生徒だけでなく先生までも見て見ぬふりで…。実は、龍河は新の父が勤める巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)の長男で、学校にも莫大な寄付をしている父の権力を振りかざして傍若無人に振る舞っていたのだ。居ても立っても居られなくなった新は、優香の制止を振り切って龍河の顔を殴ってしまい…!


連絡を受けて学校にやって来た茂、そして信二を前に、茂の顔色を伺う校長先生は新を退学処分にすると告げるが、茂は新が土下座をして謝れば退学処分にせずに許すと言い出す。しかし、父の教えを大切にする新は信念を貫き、「龍河に謝ることはできない」と土下座を拒否。信二はそんな新を誇らしいと言い、自らの退職も申し出て、信二は長屋ホールディングスを辞め、新は退学することに。父を巻き込んでしまったことに申し訳なさを感じる新に、信二は「これからも信念を貫け」と優しく心強い言葉をかけ、父子で心機一転、前を向いて動き出すことを決意するのだが…この一連の理不尽な出来事は、やがて待ち受ける長屋ホールディングスとの壮絶な戦いの序章に過ぎなかった――!



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