棟換気総合メーカーの株式会社トーコー(本社奈良県生駒市 代表取締役社長 西田敏典)は、都市部の狭小地向け換気商品「屋根面換気ユニット」をリニューアルし、7月20日(水)に発売します。

 首都圏などの大都市においては狭小住宅が多く、平棟の長さが足りずに棟換気が使えないケースが多々見られます。この様に必要な棟換気が平棟に取り付けられないケースでは、「屋根面換気ユニット」を使用して頂いています。
 しかし、この「屋根面換気ユニット」は、近年多いゲリラ豪雨のように、短時間で強い雨が降った場合、屋根材から浸入した雨水が捨て水切りの水上側で溜まり、オーバーフローしてしまう可能性があることがわかりました。
 そこで、風雨を伴う防水はもとより、ゲリラ豪雨のように短時間で強い雨が降った場合でも、安心な防水性能が発揮できる構造「※ダブルベンチレーション構造」を新規に開発し、「屋根面換気ユニット」の防水性能をアップした製品リニューアルを行います。 ※特許出願中
 今回の「屋根面換気ユニット」のリニューアルにより、当社の「屋根面換気ユニット」がこれまで以上に安心してお使い頂けます。
 また、今回の製品リニューアルに合わせ、受注生産品から在庫品に変更し、よりタイムリーお使い頂けるようになりました。


【ダブルベンチレーション構造とは】
 ダブルベンチレーション構造とは、それぞれが一定の防水性能・換気性能を発揮する「アッパー換気」と「アンダー換気」の二つ換気部材を有し、この二つの部材を組み合わせることで、より高く安定した防水性能・換気性能を発揮する構造です。


ゲリラ豪雨を想定した防水性能試験】
 ゲリラ豪雨時の屋根材下に水が浸入する状況を想定して、「屋根面換気ユニット」の水上側にホースで局所的に6L/minの散水を10分間行い、小屋裏側へ漏水が無いことを確認しています。
6L/minの散水量は、1平方メートル 当たりに6L/minの雨が降水したと仮定すると、10分間降水量では60ミリとなります。
これは、日本における10分間降水量の最大値(50ミリ)を超える非常に強い雨に相当します。
【台風を想定した防水性能試験】
 台風レベルの暴風雨でも安心の防水性能を散水送風試験により確認しています。時間当たり降雨量240mm、風速30m/sの試験験条件で10分間の散水送風試験を実施し、漏水の無いことを確認しています。
 台風のような暴風雨でも安心の防水性能を発揮します。

【特長まとめ】
1. ゲリラ豪雨のような短時間で大量の大雨であっても安心の防水性能
2. 台風レベルの暴風雨でも安心の防水性能 
 時間当たり降雨量240mm、風速30m/sの散水送風試験で合格
3. 都市部の狭小地屋根でも取り付けが可能な小屋裏換気部材としては業界トップレベルの換気性能

 [図:施工断面図


【製品仕様】

配信元企業:株式会社トーコー

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