毎日仕事をして休みの日には元気いっぱいの子どもたちと一緒に遊ぶとなると体を休める暇がなくなってしまうが、このほどアメリカ在住の父親が驚きのライフハックならぬ“父親ハック”を思いつきTwitter上で話題を呼んでいる。完璧で“体力温存”のアイディアには大絶賛の声が多数届いているようだ。『Fox News』などが伝えた。

話題のアイディアを思いついたのは、米オレゴン州ユージーン市在住のデレク・ラドリーさん(Derek Radley、38)だ。3児の父であるデレクさんは、普段はオレゴン大学の女性ゴルフチーム「Oregon Ducks Women’s Golf Team」のヘッドコーチとして選手のトレーニングを行っている。

練習メニューを考えたリと仕事で多忙なデレクさんだが、休みの日は子どもたちの相手をしなければならない。特に息子のパーマー君(Palmer)とライダー(Ryder)は元気が有り余っており、一緒に遊ぶためには相当な体力が必要だ。少しでも楽ができないかと考えたデレクさんは、あるアイディアを思いついた。

後日、息子たちと外で野球をすることにしたデレクさんは、自宅近くの広めの道路にてアウトドアチェアと釣り竿を用意した。その釣り竿から伸びる糸の先にボールを固定すると、糸を短くしてバットを構える息子の前に差し出した。そして息子が思い切りバットを振ると、ボールは空高く飛んでいった。ここで普通なら遠くまで飛んで行ったボールを取りに行かなければならないが、それを割愛するために用意したのが釣り竿だった。

当時の様子を捉えた動画には、バットで打たれ空高く飛んだボールが確認できる。ボールを何度も取りに行くのはかなり億劫だが、デレクさんはアウトドアチェアにゆったりと腰を掛けたまま釣り竿のリールを巻いてボールを回収しているのだ。ボールを打点にセットするにも、飛んでいったボールを回収するにも立ち上がる必要がないため、デレクさんは終始リラックスしていた。

デレクさんが6月30日にその時の動画を自身のTwitterに投稿すると、今月7日の時点で2900万回を超える再生回数を記録した。コメント欄には「よく釣りをするけど、なぜ今まで思いつかなかったんだろう!」「これは凄い! うちでもやってみるよ」「シンプルに天才すぎる」など大絶賛の声が届いていた。

なおこうした育児に関するユニークなアイディアとして、過去には自分の顎を使った父親の奇妙な遊びに子どもたちが大はしゃぎする動画も世間を賑わせていた。

画像は『Coach D 2022年6月30日付Twitter「#DadHack」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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