原田龍二

8日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、原田龍二が2時間サスペンスドラマの魅力を語った。


■2時間ドラマをトーク

サスペンスドラマから定番の「京都」や「湯けむり」のワードが消えつつあると分析した雑誌記事をきっかけにコメンテーターがトークをした8日の放送。

玉袋筋太郎は「見てましたもんね、昔ね、湯けむり系だとポロリがあったから、あの時代は。古谷一行さんとかのシリーズ混浴でね。あれが楽しみだったんだけどね、今はダメなんですか? 少なくなった?」と語る。

出演経験豊富な原田は「火野正平さんとかね」と同調すると、「今は2時間ドラマ自体が少なくなった」「玉さんが主人公とかいいんじゃないですか? 町中華で事件に出くわしてしまうという」と話した。


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■原田が醍醐味を語る

さらに原田は「あれって必ずパターンがあるんですよね。『水戸黄門』と同様に。必ず主人公が殺人事件現場に出くわして、それの肉親に刑事の誰かがいてとかって」と語る。

続けて「僕、藤谷美紀ちゃんが主演のやつで、彼女は新聞記者で、お父さんが田村亮さんで、京都府警の。彼女が写真かなんかを撮っているところで、殺人事件が起きて、そこに必ず田村亮さんが来るという」と回想する。

そして「必ず来るんです。そこから始まるんですよ。その大いなるマンネリっていうんですかね、それが2時間ドラマの醍醐味だったりすると思うんですよね」とコメントした。

■玉袋筋太郎の見解は…

話を聞いた玉袋は「旅館のタイアップ映像とかいいよね、必ず入っているんだ。あれがいいんだよ」とポツリ。すると宇多丸が「やっぱ旅情報は入っているんだ。『旅サラダ』なんかと合体したらいいんじゃない? 組み合わせていけばいいんじゃない?」と提案する。

玉袋は「『旅サラダ』もいいね、『町中華』と『旅サラダ』で。ラッシャー板前が消えたとか」と話し、スタジオの出演者を笑わせていた。


■根強い人気の2時間ドラマ

ファンの多い2時間ドラマだが、最近は放送が減り、寂しい思いをしている人もいると聞く。

Sirabee編集部が全国の10~60代の男女1,894名に実施した調査では30、40代と60代の女性は半数以上が「2時間サスペンスドラマが好き」と回答している。

「大いなるマンネリが2時間ドラマの醍醐味」と語った原田に、共感した視聴者も多かったようだ。

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女1,894名 (有効回答数)

原田龍二、2時間サスペンスドラマの醍醐味を語る 「大いなるマンネリが…」