10日に放送された『池上彰参院選ライブ』(テレビ東京系)で、同日に投開票が行われた第26回参議院議員選挙について特集。番組に出演した女優でタレントの宮崎美子の発言が物議を醸している。

 この日、番組では東京選挙区に出馬した、れいわ新選組山本太郎代表と中継を結び、衆議院から参議院へ鞍替えした理由について、MCの池上彰が議論することに。

 山本代表は昨年の衆議院議員総選挙で比例代表東京ブロックから出馬し、当選していたが今年4月に議員辞職。参院選に立候補を表明していた。

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 このことについて、池上が「次にもし衆議院選挙があった場合、また山本さんが、今度は衆議院選挙れいわとして出ますよってこともあり得るんでしょうか?」と質問。これに山本代表はニヤリと笑い、「今回は東京選挙区に出ていて、今回は自分自身の議席です。今回私が議席を頂いたならば、その職務は全うする、そういうものだと思います」と回答した。

 また、今回の参院選後、3年間国政選挙が行われない予定であることに触れ、「(政治権力が)その中で暴走を始めると私たちは考えています。衆議院でそこを迎え撃とうと思っていましたが、すでに言論弾圧が始まっていました」などと話していた。

 しかし中継後、「山本さんとの今のやりとり聞いていてどう感じましたか?」と話を振られた宮崎は、「選挙区で出るのと比例で出るのでは違うんだっていうところで……。なんだろう、池上さんが質問したことで、『しめしめ、思う壺。罠にハマった』みたいな感じがして、ニマッて感じが……」と漠然と発言。続けて、「目が怖いのよ……!」と訴えた。

 さらに、宮崎は「言論封殺が始まってるとか、とにかく小さな党で自分たちの主張を伝えたいんだって迫力はすごく感じました」と話していた。

 宮崎のこの発言に、ネット上からは「見た目言うのはどうなの?」「見た目をディスるのはあまりにも気分悪すぎ」「あんたの目バカっぽいですって言われたら、自分がどう思うか考えてみたら?」「これはただの悪口」「めちゃくちゃ失礼」という苦言が寄せられていた。

 山本代表の発言の内容よりも、あえて目について発言した宮崎に疑問の声が集まってしまったようだ。

山本太郎氏