V・ファーレン長崎は11日、サウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部)のアル・ファイサリーFCからFWクレイソン(27)の完全移籍加入を発表した。

同選手を巡ってはクラブで行った身辺調査で過去にブラジル国内で暴行事件に関わった疑惑が浮上。ただ、ブラジル国内の警察や裁判所の公的な書面で当該事案に関与した事実なしを確認したため、獲得に至ったという。

クレイソンは身長166cmのウィンガーで、コリンチャンスなどの母国複数クラブを渡り歩き、今年1月にアル・ファイサリーFC加入。8試合に出場して1得点1アシストを記録した。

リンチャンス時代に師事したファビオ・カリーレ監督を追う形での長崎入りとなるクレイソンはクラブを通じて、喜びの心境とともに意気込みを語っている。

「皆さん、はじめまして。この度、V・ファーレン長崎に加入させていただくこととなりました、クレイソンです。今回このような機会を与えていただき大変光栄に思います。こうしたチャンスをくださったクラブの皆さん、社長、そしてカリーレ監督に感謝申し上げます」

カリーレ監督から再び信頼を得たことを大変嬉しく思いますし、これまで一緒にタイトルを取ってきたので、長崎でも良い仕事をして、クラブが掲げるすべての目標を達成していきたいと思います。自分にとって一番大事な家族と一緒に早く日本に行けることを楽しみにしています」

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