バルセロナの元ブラジル代表GKネト(32)にセルタが関心を寄せているようだ。

2011年1月のフィオレンティーナ加入から欧州でのキャリアをスタートしたネト。ユベントスバレンシアといった名門クラブでのプレーを経て、2019-20シーズンからはバルセロナに在籍している。

そのバルセロナでの立場はドイツ代表GKアンドレ・テア=シュテーゲンを支える第2GKで、3シーズンで公式戦21試合の出場のみ。かねてより自身のプレータイムに不満を抱いているとみられ、昨夏には退団希望が明らかになってもいる。

スペインSport』によると、ネトはバルセロナで年棒500万ユーロ(約7億円)を受けており、中堅クラブのセルタにとっては重すぎる金額とのこと。しかし、深刻な財政難に苦しむバルセロナはネトとの契約解除が現実味を帯びており、セルタとしては選手がフリーエージェントの身となった場合に限り、具体的な交渉に臨む考えとみられている。

なお、バルセロナとの契約を来季まで残す32歳に対してアーセナルラツィオも関心を寄せているとのことだが、最も可能性が高いクラブこそが、レンタル終了で退団したアルゼンチン人GKマティアス・ディトゥロに代わるストッパーの確保に動くセルタだと目されている。

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