リバプールU-21イングランド代表MFハーヴェイエリオットが新シーズンに向け、意欲を燃やした。クラブ公式サイトが伝えている。

エリオットは昨シーズン開幕から出場機会を得る順調なスタートを切ったものの、昨年9月に行われたプレミアリーグ第4節のリーズ・ユナイテッド戦で左足首を脱臼骨折。懸命なリハビリもあり今年2月のFAカップで復帰を果たしたが出場機会は増えず、プレミアリーグでは復帰後わずか2試合の出場にとどまった。

飛躍を予感させたシーズンをケガで棒に振ってしまったエリオットだが、本人はすでに新シーズンに向けて並々ならぬ意欲を燃やしているようだ。クラブのインタビューに応じたエリオットは素晴らしいプレシーズンを送れていると充実感を口にした。

「このシーズンがどれだけ大きなものであるかを知っているから、このプレシーズンはかなり頑張ったと思う。ただ同時に、やり過ぎないように、働き過ぎないように休養もとっているよ。できる限りハードなトレーニングをしつつ、リラックスして体を回復させるため、1日、あるいは数日の休息も設けるようにしているんだ」

「このプレシーズンには、肉体的にも精神的にもこれまでで最高の状態で臨むことができていると思う。そしてこの先も、素晴らしいプレシーズンになるだろうね」

リバプールと共に世界中を回り、チームのためあらゆる国のファンの前でプレーする。このプレシーズンに、これ以上望めることなんてないさ。とにかく興奮しているし、素晴らしいプレシーズン、素晴らしいシーズンとなるようにしたいね」

「昨シーズンはケガやいろいろなことがあって、自分が望んでいたようにはいかなかった。それでも僕はチームをサポートして、必要なら仲間を助け、プレーし、チームに入れるようベストを尽くしたと思う。そして、今シーズンは僕にとって間違いなく大きなものになるだろうね。今から楽しみだし、またチームに戻れるよう全力を尽くしたい」

「簡単でないことは理解している。新しく優秀な選手も入ってきたんだから、競争は激しくなるだろうね。でも、それは覚悟していることだ。僕はチームメイトを助けたいし、必要であればチームプレーヤーになるつもりだよ」

「今シーズンも昨シーズンと同じような成功を収めたい。それが無理ならば、もっと良いシーズンにしたいね」

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