俳優の木村拓哉が18年、20年に主演を務めたドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)の第3章が近いことを7月8日、ニュースサイト「東スポWeb」が報じた。

 同記事によると、木村は来年公開の主演映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」が控えているが、総製作費20億円と言われるこの超大作に出資したのがテレビ朝日だったという。

 テレ朝としてはそれだけ「俳優・木村拓哉」に賭けているということであり、映画の次に狙っているのが「BG」の第3章というわけだ。4月期に放送された木村主演の同局ドラマ「未来への10カウント」も本来は「BG」第3章が本命だったというが、それが叶わなかったのは木村側が続編をやることでイメージが定着するのを嫌ったからだという。

 しかし、これだけ“厚遇”されたため、これ以上は断りづらいといい、次こそは「BG」第3章にも首を縦に振るだろうと記事は締めている。

 ネットでは同記事に対して《BGはよかったよ。シーズン3も期待》といった声もあったが、《BGも好きだけど教場はもっと好き。今年はあるかなー?》《BGもみたいけど、教場がみたいな》《教場もBGも両方とも観たいなー。もちろん映画も観ますよ》など木村が主演を務めた別のドラマ「教場」(フジテレビ系)を期待する声も見受けられる。

「『教場』は20年、21年に新春SPドラマとして放送されましたが、22年の新春SPドラマは嵐の二宮和也が主演を務める『潜水艦カッペリーニ号の冒険』でした。これは当初、21年の10月期に『教場』を連ドラ化する予定だったためですが、当時、木村は海外ドラマ『THE SWARM』と今回の映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』の撮影が立て続けに入っていたためスケジュールが合わずに頓挫。代わりに女優の江口のりこ主演のドラマ『SUPER RICH』が急遽企画されました。

『BG』は基本的に1話完結もので、シーズン2もきれいに幕を閉じたのですが、『教場』では謎を残したまま気になるところで物語が途切れているので、『BG』以上に今も続編を望む声は後を絶ちません。制作されるとしても23年以降になると言われています」(芸能記者)

 果たして先に作られるのは「BG」か、「教場」か。

(柏原廉)

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