式に呼ばれることは嬉しくても、ご祝儀やお祝いの用意は大変だという人は多いだろう。しかもその額で、式で出される食事の内容が変わるとしたら…。あるカップルのアイデアを、『The Sun』など海外メディアが紹介している。
■ゲストに届いたカード
アメリカで暮らす人物が、まもなく花嫁になる女性から送られたカードに目を通し、衝撃を受けた。「お祝いギフトにかけていただく金額により、式当日にお出しする料理が変わります」という内容だったからだ。
花嫁は、ギフトの価格帯を4つに分けてカードに印刷。低い順に「愛情あふれるギフト」「シルバーギフト」「ゴールデンギフト」「プラチナギフト」と命名し、用意したギフトの総額がどこに該当するのかを知らせてほしいとリクエストしたのだ。
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■批判を受け下した決断
花嫁は、ベジタリアンのゲストやユダヤ教徒のゲストに出す料理について特別な配慮が必要となるため、高額な贈り物を用意するよう要求した。
このとんでもないルールにゲストたちが反発したことから、新郎新婦はその後に各ゲストに改めて連絡。「すべて冗談だったのです」と釈明し、リクエストを撤回したという。
■掲示板ユーザーの反応は…?
ゲストがネットで拡散したカードを人気掲示板『Reddit』で見たユーザーたちは、「最悪」「頭がおかしい」と花嫁のアイデアを痛烈に批判した。
「全員が『お祝いの品に1,000(約14万円)ドルかけた』と嘘をついてロブスターを食べたらいい」「そのあと安いギフトを見るカップルを想像して笑ってやるべき」などと意見を書き込んでおり、カップルのアイデアを「すばらしい」「マネしたい」と考え称賛した人はほとんどいなかった。
■「金より大事なものがある」6割超
Sirabee編集部が全国の10~60代の男女2,168名に意識調査を実施した結果、全体の65.8%が「お金より大事なものがあると思う」と回答した。
結婚式を挙げるには大金が必要だが、大切なゲストに温かく祝福してもらうことも大事な要素に違いない。だが、このカップルはお金にこだわり多くの人を不愉快な気持ちにさせた上、提案の撤回に手間と時間を費やすはめになってしまった。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)
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