16日にプレシーズンのツアーを行うためにアメリカへと出発したバルセロナだが、そこにチャビエルナンデス監督の姿はなかった。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響もあり、久々のプレシーズンツアーを行うこととなったバルセロナインテル・マイアミやレアル・マドリーと対戦することとなる。

チームの遠征メンバーも発表され、今夏獲得したDFアンドレアス・クリステンセン、MFフランク・ケシエ、FWハフィーニャもメンバー入りしている。

17日間のツアーを行うバルセロナだが、そこにチャビ監督は不在。その理由は、現役時代の行動にあるという。

スペイン『アス』によると、チャビ監督はアメリカ当局にビザの発行をストップさせられたとのこと。それは、アル・サッド時代の出来事が理由だという。

チャビ監督は、バルセロナプレーし、キャリア晩年はカタールのアル・サッドでプレー。そのまま引退して監督に就任していた。

現役時代にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場したチャビ監督は、5年間で3度イランに入国。アメリカにとっての敵国の1つとみなされているイランを訪問したこととなり、その理由を証明する文書がない場合は、アメリカへの入国ビザが発行されないという。

その文書が予定通り到着せず、アメリカ当局は15日の段階でチャビ監督がアメリカに入国できないことを発表。チームとともに入国することが叶わず、18日に入国することになるようだ。

初戦のインテル・マイアミ戦は19日に予定されているため、試合には間に合う見込みだが、アメリカでのトレーニングは見ることができず、バルセロナには思わぬ障壁が待っていた。



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