マンチェスター・Uは17日、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスの完全移籍でアヤックスと合意に達したことを発表した。メディカルチェック後に同選手と正式契約を結ぶ予定となっている。

 アヤックスの発表によると、マンチェスター・Uアヤックスに支払うベースの移籍金はおよそ5700万ユーロ(約80億円)になる。また、最大で1000万ユーロ(約14億円)のボーナスが発生する可能性があるようだ。

 現在24歳のL・マルティネスは、2019年夏に母国のデフェンサ・イ・フスティシアからアヤックスに加入。公式戦通算118試合に出場し、2度のエールディヴィジ優勝に貢献した。2021-22シーズンはクラブの年間最優秀選手にも選ばれた。身長175センチメートルとセンターバックとしては小柄だが、鋭い読みを生かしたボール奪取能力を武器にしている。また、ボランチや左サイドバックでもプレー可能。足元の技術にも長けており、左足から繰り出す長短のパスで数々のチャンスを演出してきた。

 2019年3月にデビューを果たしたアルゼンチン代表では、7試合に出場しているL・マルティネス。同じプレミアリーグアーセナルも同選手の獲得に動いていたが、アヤックスで3シーズンに渡って共闘した恩師エリック・テン・ハフ新監督と“赤い悪魔”で再びタッグを組むことになる。

マルティネスが恩師率いるマンUに移籍! [写真]=Getty Images