黒島結菜がヒロインを務める連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第15週「ウークイの夜」(第71回)が18日に放送され、田良島(山中崇)が傷心の和彦(宮沢氷魚)に愛のある説教を展開。その容赦ない言葉の数々に、ネット上には「言いたいこと全部言ってくれた」「すっきりした!」といった反響が巻き起こった。

【写真】明日の『ちむどんどん』場面カット やんばるで久々に顔を揃えた暢子(黒島)たちきょうだい

 暢子(黒島)への思いを伝えた和彦。しかし暢子が急遽やんばる行きを決めたために、和彦は彼女の気持ちが聞けないままとなってしまう。

 その後、暗い表情で東洋新聞社学芸部のデスクに座る和彦のもとに、上司の田良島がやってくる。田良島は、パリ行きを決めた和彦の元婚約者・大野愛(飯豊まりえ)が送別会を辞退することを伝えつつ「仕事の話なんだが…」と切り出すと、意気消沈の和彦は「すいません…少し時間をください」とつぶやく。

 この言葉に、田良島は「無理もない…しばらくゆっくり休め…」と応じたかと思うと一転して「とでも言ってもらえると思ったかぁ!?」と絶叫。驚く和彦に田良島は「お前の煮えきらない態度と余計な優しさのせいで、大野も暢子ちゃんも傷ついた!」と話すと「婚約者と幼なじみのはざまで、さんざん迷走した挙句、土壇場で婚約者に別れを切り出そうとしたら逆に振られて傷つき、それではこっちと幼なじみに告白したら、そっちにも拒絶された」と言い放つ。

 田良島は現在の和彦の心境を“愛への罪悪感と暢子への未練でパンク寸前”と表現しつつ「お前の犯した罪と受けた罰を解剖すると、おおよそそういうことか?」と同情するように語りかけると、ネット上には「田良島さん容赦ないw」「ズバッと言ったぁぁ!」「もっと言ってやって!」などの声や「田良島さん視聴者!?」「言いたいこと全部言ってくれた」「田良島さんGJ! すっきりした!」といった称賛が相次いだ。

 さらに視聴者の気持ちをハイテンションに代弁した田良島の姿に対しても「田良島無双(笑)」「田良島劇場…最高」「もう本当に田良島さんしか勝たん」などの投稿が集まり、ツイッターでは「田良島さん」がトレンド入りをした。

『ちむどんどん』で新聞社のデスク・田良島を演じている俳優の山中崇  クランクイン!