レアル・ソシエダは19日、レアル・マドリードから日本代表MF久保建英を完全移籍で獲得したことをクラブ公式Twitter(@RealSociedad)で発表した。

 既にクラブの本拠地であるサン・セバスティアン入りしていた久保は、現地時間19日にメディカルチェックを実施し、正式契約を結ぶ予定となっていた。現時点で契約期間などの詳細情報は明かされていないものの、レアル・ソシエダは「ラ・レアルレアル・ソシエダの愛称)の新たな戦士」という日本語とともに久保の獲得動画を公開。久保のプレーがまとめられたシーンの後、「ようこそ、久保建英」という日本語で加入を歓迎した。

 現地報道によると、久保はレアル・ソシエダ2027年6月30日までの5年契約を結ぶ見込みだ。レアル・ソシエダは久保の保有権50パーセントを取得するために、移籍金650万ユーロ(約9億円)をレアル・マドリードに支払うこととなる。

 現在21歳の久保は、2019年6月にレアル・マドリードへと移籍してからマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカと期限付き移籍を繰り返してきたが、ついに完全移籍でレアル・マドリードを後にすることになった。

【動画】レアル・ソシエダ久保建英の獲得を発表

ソシエダへの加入が決定した久保 [写真]=Getty Images