Derailleur Brew Works(株式会社シクロ)、宇宙でのビール酵母培養、そして醸造へ。
「U宙麦酒 from AREA2470」始動
Derailleur Brew Works(株式会社シクロ)(本社:大阪府大阪市、代表取締役:山崎昌宣、以下Derailleur Brew Works)は、株式会社DigitalBlast(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:堀口真吾、以下DigitalBlast)の協力のもと、国際宇宙ステーション(ISS)における月・火星を模した重力環境でのビール酵母の培養実験を計画しています。ISSにおける複数重力環境と微小重力環境とでのビール酵母の比較培養実験は、史上初の試みです。
そして、実際に宇宙で培養した酵母を商品開発に取り入れ、U宙麦酒(うちゅうビール)(仮称)を商品化することを目指すプロジェクト「U宙麦酒(うちゅうビール)from AREA2470(エリアニシナリ)」を立ち上げました。
このプロジェクトは、地球初ないしは、おそらく宇宙初の商品開発計画となります。多様な重力下で培養されたビール酵母はどのような反応を示すのか、Derailleur Brew Worksはこの培養実験を活かし、よりおいしく革新的なビールを「AREA2470≒大阪市西成区」からお届けできるよう、新たな挑戦に取り組んでまいります。
株式会社DigitalBlastと重力発生装置「AMAZ(アマツ)」の利用を含めた業務委託契約を締結
このプロジェクトの立ち上げに伴い、Derailleur Brew Worksは、宇宙産業の活性化や宇宙業界の新事業創出をサポートするDigitalBlastと重力発生装置「AMAZ(アマツ)」の利用を含めた業務委託契約を締結いたしました。
「AMAZ(アマツ)」 は、装置の一部を回転させることにより生じる遠心力を用いて、多様な重力環境を再現することを可能とする重力発生装置です。回転速度を変更することにより、月面と同じ地球の6分の1の重力の他、さまざまな重力環境を再現、同時比較することを可能にします。AMAZは、2024年にISSへの設置・運用を目指しており、今回の契約締結により、Derailleur Brew Worksは民間企業初の本装置の利用事業者となります。
また、Derailleur Brew WorksはDigitalBlastから宇宙実験に向けた技術サポートや宇宙ビジネスに関する知見を活かした総合的なプロモーション支援を受け、このプロジェクトを進めてまいります。
このプロジェクトに弊社が期待すること
ビールの醸造において、酵母によるアルコール発酵は重要な工程の一つです。使用する酵母の与える影響は大きく、ビールの微妙な香りや味わいの違いを生み出します。地上とは異なる多様な重力下での培養が、ビール酵母に及ぼす影響はどのようなものなのか、そして、新たなビール酵母が生み出す未知なるビール、U宙麦酒(仮称)はどのようなものになるのか。この開発を通して、今までにない、宇宙初のビールが生み出されることに期待しております。
- 重力発生装置「AMAZ(アマツ)」について
DigitalBlastは、“宇宙に価値を”提供するため、常に挑戦し、全ての行動と活動において価値を生み出す経営を実現します。日本の宇宙産業をより価値あるものにしていくためには、BtoGビジネス(企業対行政間取引)に偏らない、多様な収益源の確保が必要です。事業戦略・デジタル・プロモーションなど多様なプロフェッショナルが在籍し、総合提案を強みとしています。クライアントの収益源を多様化し、新たな宇宙産業の価値確立に努めてまいります。
株式会社DigitalBlast:https://digitalblast.co.jp/
- Derailleur Brew Worksについて
【株式会社シクロ】
公式サイト:https://cyclo-inc.jp/
配信元企業:株式会社シクロ
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