ユベントスに加入したブラジル人DFグレイソン・ブレーメル(25)が、移籍の喜びと新天地での意気込みを示した。イタリアスカイ・スポーツ』が伝えている。

2018年夏にアトレチコ・ミネイロからトリノへ加入したブレーメルは、初年度こそチームにフィットする時間を要したが、2年目以降は完全にレギュラーに定着して、公式戦通算110試合に出場した。

突出した対人戦の強さや的確なカバーリング能力を備えた完成度の高いブラジル人センターバックには、以前よりインテルが高い関心を示していたが、オランダ代表DFマタイス・デ・リフトが退団したユベントスが移籍金4100万ユーロ(約57億9000万円)+ボーナス900万ユーロ(約12億7000万円)を提示したことでトリノと合意。20日に移籍が正式発表されている。

移籍後初のインタビューを受けたブレーメルは、ビッグクラブ加入の喜びを露わに。昨季限りでユベントスを退団した元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニへの想いを語りつつ、新天地での成功に向けて意気込みを示した。

ユベントスは常に勝利を求めている素晴らしいチームだ。そしてそれは、僕の野望と通ずるものでもあるね。僕はスクデットやチャンピオンズリーグ(CL)の獲得を望んでいるんだ」

「僕はキエッリーニの存在に刺激を受けてきた。彼とも話をしたよ。イタリア最高のディフェンダーだと思うね。そして、この数年で僕も大きく成長してきた。(トリノの指揮官であるイバン・)ユリッチが多くを教えてくれたおかげで、僕は守備者として完成したと思う」

「僕の犬も白黒なんだよ。だから、ユーベは僕の運命にあったと言わざるを得ないね」

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