「海と人とを学びでつなぐ」をテーマに、2016年の創立以降、海洋教育とデザインを融合し、実践的なプログラムを提供してきた一般社団法人3710Lab[みなとラボ:代表理事・田口康大]は、日本財団の助成のもと、2022年7月30日(土)、スクランブルホール(渋谷キューズ内)にて「第一回 国際海洋環境デザイン会議」を開催いたします。
「国際海洋環境デザイン会議」では、増え続ける海洋ごみ問題や深刻化する海洋環境問題に対し、”デザイン” の分野からどのようなアクションができるのかを話し合い、具体的をアイデアを提案し、教育分野をはじめとする社会への実装を目指すものです。
デザイナー深澤直人氏による基調講演、海をテーマとしたデザインや教育ワークショップの先進事例、アプローチのアイデア、そしてディスカッション。世界を舞台に活躍するデザイナーたちと共に、海について考えていきます。
本会議は、日本財団の助成により開催するもので、瀬戸内4県と日本財団とが連携して進める「瀬戸内オーシャンズX」プロジェクトにおける「海洋デザイン教育」の成果報告も行います。


【開催概要名称】
第一回 国際海洋環境デザイン会議(International Conference on Design for Ocean Environments)
https://3710lab.com/3900
【主催】 3710Lab(みなとラボ)
【助成】 日本財団
【開催日】
2022年7月30日(土)13:30 ~16:30(13:00開場、終了時刻は変更になる可能性があります)
【開催形式】
現地開催/オンライン配信あり
※ご来場いただいた方には、海にまつわるノベルティを差し上げます。
※オンライン参加の方に、お申し込み後に配信URLをご案内いたします。
【会場】
スクランブルホール(渋谷キューズ内)渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア15階
https://shibuya-qws.com/about/outline
渋谷駅直結・直上/ B2F-2Fのオフィス+QWSエントランスよりエレベーターで15Fへお越しください。
【参加】
無料、入場定員100名(着席)  
【お申込】
事前申込み制です。下記リンクよりお申し込みください。
https://bit.ly/3Prtx2W

【タイムスケジュール予定】
13:30 開場
13:30 - 13:35 主催挨拶
13:35 - 13:50 活動紹介
13:50 - 14:45 基調講演:深澤直人
14:45 - 15:15 講演:supercyclers Sarah K
15:30 - 15:45 レポート「世界のデザインは海洋問題にどうアプローチしているか」土田貴宏、山田泰巨
15:45 - 16:25 トークセッション「海のためにデザインは何ができるか」
we+(林登志也、安藤北斗)、大城健作、倉本仁、山野英之
16:25 - 16:30 閉会挨拶

【登壇者】
深澤直人(プロダクトデザイナー) https://naotofukasawa.com/
・supercyclers Sarah K(デザイナー・ファウンダー・キュレーター)https://www.supercyclers.com/
・山野英之(グラフィックデザイナー) http://takaiyama.jp/
・倉本 仁(プロダクトデザイナー) http://www.jinkuramoto.com/
・大城健作(プロダクトデザイナー) https://www.kensakuoshiro.com/
・we+ 林登志也 安藤北斗(コンテンポラリーデザインスタジオ) https://weplus.jp/
・土田貴宏(デザインジャーナリスト)https://www.instagram.com/tt0/
・山田泰巨(編集者・ライター)https://www.instagram.com/yoshinaoyamada/

【モデレーター】
・佐藤久美子(3710Lab)
・田口康大(3710Lab)

【登壇者プロフィール】
深澤 直人(ふかさわ なおと)
1956年山梨県生まれ。1980年多摩美術大学プロダクトデザイン学科卒業。同年 セイコーエプソン入 社。先行開発のデザインを担当。1989年渡米し、ID Two (現 IDEO サンフランシスコ)入社。シリコンバレーの産業を中心としたデザインの仕事に7年間従事した後、1996年帰国。IDEO東京オフィスを立 ち上げ支社長とし て日本のデザインコンサルタントのベースをつくる。2003年独立し、NAOTO FUKASAWA DESIGNを設立。現在は、ヨーロッパ、北米、アジアなど世界を代表 するブランドのデザ インや、日本国内の企業のデザインやコンサルティングを多数手がける。電子精密機器から家具、イン テリア、建築に至るまで手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。 2018年、米ニューヨークのノグチ美術館(The Noguchi Museum)が創設した第5回「イサム・ノグチ賞」を受賞。多摩美術大学教授。日本民藝館館長。
we+ (ウィープラス)/ 林登志也 安藤北斗
リサーチと実験に立脚した手法で、新たな視点と価値をかたちにするコンテンポラリーデザインスタジオ。林登志也と安藤北斗により2013年に設立。利便性や合理性が追い求められる現代社会において、見落されがちな多様な価値観を大切にしながら、自然や社会環境と親密な共存関係を築くオルタナティブなデザインの可能性を探究している。 近年は、自然とともに暮らしてきた歴史を学び、自然現象の移ろいやゆらぎを生かすことで、自然と人工が融合した新たなもののあり方を模索する「Nature Study」などのリサーチプロジェクトにも力を入れている。

大城 健作(おおしろ けんさく)
1977年 沖縄県生まれ。1999年 Scuola Politecnica di Designを卒業。いくつかの建築/デザイン事務 所を経て、2004年よりLissoni Associati (Milano)、2012年よりBarberOsgerby (London)に勤務。 2015年ミラノにて独立 KENSAKU OSHIROを設立し現在に至る。これまで欧米を中心に業界を引率 する企業と数多く協業し、その領域は建築から家具、生活用品全般に至まで多岐に渡る。Design Report Award 2006, Rising Talent Awards Italy 2018, Wallpaper Design Award 2022など受賞の 他、EDIDA 2016 “Young designer talent”、EDIDA 2022 “Designer of the year”にノミネート。

倉本 仁(くらもと じん)
1976年兵庫県生まれ。家電メーカーのインハウスデザイナーを経て、2008年に東京目黒に『JIN KURAMOTO STUDIO』を開設。プロジェクトのコンセプトやストーリーを明快な造形表現で伝えるアプローチで家具、家電製品、 アイウェアから自動車まで多彩なジャンルのデザイン開発に携わる。素材や材料を直に触りながら機能や構造の試行錯 誤を繰り返す実践的な開発 プロセスを重視し、プロトタイピングが行われている自身の ”スタジオ” は常にインスピレーションと発見に溢れている。iF Design Award、グッドデザイン賞、Red Dot Design Awardなど受賞多数。2015~ 2017年グッドデザイン賞審査委員。

supercyclers (スーパーサイクラーズ) / Sarah K
シドニーを拠点に活動するデザイナー。クリエイティブディレクター、キュレーターとしても活躍。 2009年、持続可能な未来への探求に焦点を当てたデザインイニシアチブとしてスーパーサイクラーズを 設立。2010年にデザイナーでアーティストとしても活躍するLiane Rosslerと共に、使い捨てビニール 袋を素材にしたカップを最初のプロジェクトとして発表する。マリンデブリを素材とした最初のプロダク ト「マリンデブリベイクライト 弁当ボックス」を2015年に東京デザインウィークで発表。オランダのデザイナー、カースティ・ヴァン・ノートなど多彩なデザイナーとの協業も行う。またこれまでのサステイナブルデザインの調査結果を活動を提供するオンラインコース「サステイナブリスト マスタークラス」を開設している。

山野英之(やまの ひでゆき)
グラフィックデザイナー。奈良県生まれ。京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。2009年、デザイン事務所TAKAIYAMA inc.(高い山株式会社)設立。書籍、広告、ブランドデザイン、建築サインなど、平面から空間まで、グラフィックデザインを軸に活動。

【3710Lab(みなとラボ)について】
https://3710lab.com/
法人取得日:2016年10月27日 設立日:2015年4月1日
代表理事:田口 康大/東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター特任講師

2015年、みなとラボは「海洋教育」の新たなプログラムを提供するプラットフォームとして設立。多様な専門家との協働による実践的なプログラムを通して、環境問題や社会課題、地域のコミュニティ課題にも向き合っている。2021年からは、海洋環境デザイン教育プロジェクトを立ち上げ全国にて実施。同年、日本財団瀬戸内4県とが取り組む海洋ごみ対策プログラム「瀬戸内オーシャンズX」の教育部門にてプロジェクトを展開中。

瀬戸内オーシャンズX】
日本財団瀬戸内4県(岡山県広島県香川県愛媛県)が、2020年12月 に連携協定を締結した海洋ごみ対策の広域モデル構築共同事業。山から海底にまで広がる流域と閉鎖性海域を捉えた対策により、瀬戸内海へのごみの流入量70%減、回収量10%増を達成することを目指している。調査研究、企業・地域連携、啓発・教育・行動、政策形成の4つの活動内容から構成されている。

瀬戸内オーシャンズX https://setouchi-oceansx.jp


【協業・支援をいただける企業・団体を募集中】
みなとラボでは、海洋環境にデザインと教育から働きかける活動を協働、支援いただけるサポーター企業・団体、デザイナーさまを募集しております。具体的に実施したいこと・協力したいことが決まっている、子供たちやデザイナーと商品開発をしたい、協力したいが何をやれるかわからないなど、どのような状況でも構いません。本プログラムにご関心ある企業・団体様は以下よりお問い合わせください。

担当:田口康大
info[@]3710lab.com

配信元企業:一般社団法人3710Lab

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