Hey! Say! JUMP中島裕翔が主演を務めるドラマ「純愛ディソナンス」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第2話が7月21日に放送。ひかれ合う正樹(中島)と冴(吉川愛)だったが、衝撃に次ぐ衝撃の展開となり、Twitterのトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレがあります)

【写真】冴(吉川愛)に片思いする慎太郎(高橋優斗)

■正樹と冴は少しずつ心の距離が近づいていくが…

同作は、新任音楽教師・新田正樹と生徒・和泉冴の純愛を軸にストーリーが展開。タブー背中合わせの純愛は、次第に周囲を巻き込み、やがて“ディソナンス不協和音”となり、ドロドロな展開を生み出していく。

冴の同級生の朝比慎太郎にHiHi Jets・高橋優斗、国語教師・碓井愛菜美に比嘉愛未社会科教師・加賀美理に眞島秀和がふんする。

第2話は、正樹の大学時代の先輩で、桐谷高校を突然辞職したまま行方が分からなくなっていた元音楽教師の由希乃(筧美和子)が遺体で発見されるという衝撃が広まる中、正樹と冴の距離が近づく様子が描かれた。しかし、それがまた別の衝撃を呼んでしまった。

■冴が悲しむ正樹に寄り添う

由希乃の死にショックを受けた冴は、正樹のいる音楽室へ。2人でピアノを弾いたあと、ふいに「どうして死んじゃったんだろう」と問い掛けた。正樹の返事は「死亡原因は解剖して調べないと分からない」という冷めたものだった。由希乃は正樹の亡くなった兄の恋人でもあり、冴はその態度が理解できなかった。

その後、由希乃が貸しロッカーに預けたままだった荷物があることが分かり、正樹と冴は一緒に受け取りに行った。荷物の中には、ハンディカメラと指輪の箱が入っていた。

指輪の箱の中には「最愛の人へ」と書かれたカード。そしてハンディカメラに残されていた映像は、冴が映していた映像研究部の仲間が文化祭の準備をしている様子で、幸せそうに笑う由希乃の姿もあった。

それを見た正樹は悲しみの感情があふれ出し、一緒にいた冴はそっと正樹を抱きしめた。ピアノの連弾に続いて、心を寄せ合うようなシーンは見る者をキュンとさせた。しかし、何者かが2人の姿を撮影し、ネットにアップしてしまう。

■殺された由希乃の恋人が判明!?

画像を見た生徒たちや教師から、白い目を向けられる正樹と冴。そんななか、冴の母・静(富田靖子)が学校に乗り込み、正樹を非難した。さらに、冴が書いていた小説が正樹をモデルにしているとバラす暴挙に出て、正樹は我慢しきれずに「こんなの母親のすることじゃない!」と非難し返した。

衝撃はそれで終わらず、ラストは由希乃の持っていたハンディカメラの映像を見ていた冴が、続きがあったことに気付いた。映像研究部の部員にメッセージを残そうとしていたとき、ある人物が由希乃の元を訪れた。その声を聞いて冴が正樹に電話したとき、声の人物=加賀美が冴の前に現われた。由希乃が付き合っていたのは、妻がいる加賀美だった。

衝撃が続くスピーディーな展開に、SNSもおおいにざわついた。「1話も2話も最後の畳み掛けがすごくて息するの忘れて見入ってしまう」「いや~2話にしてぐっちゃぐちゃな展開ですごく良かった」「キャスト陣の演技がどれも最高過ぎて、鳥肌が立つ」「新田の純粋さと闇とひねた感じのバランスが良い」などと、ストーリー展開、演技、キャラクターと全体を称賛する声が相次いだ。

高橋優斗の「高」は正しくは「はしご高」

◆文=ザテレビジョンドラマ部

悲しむ正樹(中島裕翔)をそっと抱き寄せる冴(吉川愛)/(C)フジテレビ