俳優クリス・パインが主演を務める、世界中で大人気のゲーム「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」の実写映画版『Dungeons ＆ Dragons： Honor Among Thieves（原題）』が、邦題を『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』として2023年に公開されることが決定。予告編とポスタービジュアルが解禁された。
【動画】クリス・パインら、キャスト陣のコミカルな掛け合いからスタート！ 『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』ティザー予告
「ダンジョンズ＆ドラゴンズ」は、1974年に発表されてから今に至るまで、高い人気を誇り続けるファンタジー・テーブルトークRPG。2000年にはジェレミー・アイアンズやゾーラ・バーチ出演でコートニー・ソロモンが監督した実写版『ダンジョン＆ドラゴン』が公開され、2005年には続編『ダンジョン＆ドラゴン2』も製作されている。
本作の主人公エドガンは“バード＝吟遊詩人”で、盗賊稼業に勤しむアウトロー。フォーゴトン・レルムと呼ばれる中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、およそヒーローには見えない仲間たちが冒険を繰り広げる。世の中を動かし得るほどのお宝、ドラゴンをはじめとした個性際立つクリーチャーたち、戦いを華やかに盛り上げる魔法や巧みなアクション、邪悪を極めるヴィランなど、空想を具現化したような壮大な世界観が展開する。
主人公エドガンを演じるのは、「スター・トレック」シリーズや「ワンダーウーマン」シリーズのクリス・パイン。エドガンのパートナーとなる“バーバリアン＝原始的戦士”のホーガ役は、「ワイルド・スピード」シリーズのミシェル・ロドリゲスが務める。
さらに、エドガン、ホーガとユニークなパーティを組む仲間で、ハーフエルフの“ソーサー＝魔術師”サイモン役に『名探偵ピカチュウ』や「ジュラシック・ワールド」シリーズのジャスティス・スミス、モンスターと混血のティーフリング“ドルイド＝僧”ドレク役に『IT／イット “それ”が見えたら、終わり。』のソフィア・リリス。エドガンの娘キーラ役に『マリー・ミー』のクロエ・コールマンをキャスティング。
そして、キーラを誘拐するエドガンのかつての友人で詐欺師のフォージ役には、『ブリジット・ジョーンズの日記』や『ラブ・アクチュアリー』などに出演し“ロマコメの帝王”とも呼ばれ、近年は『ジェントルメン』などスリラーバトル作品でも唯一無二の存在感を見せた名優ヒュー・グラントがふんする。
監督・脚本は、近年脚本パートナーとしてタッグを組み『モンスター上司』などのヒット作を放った、ジョン・フランシス・デイリーと、ジョナサン・ゴールドスタイン（『スパイダーマン：ホームカミング』原案・脚本）という、気鋭のフィルムメイカーコンビが手掛ける。
予告編は、キャスト陣のコミカルな掛け合いからスタート。そして「この世界では俺たちは盗賊だ。この仕事は敵を作っちまう。復讐にも慣れっこだ」というセリフとともに、個性豊かなキャラクターやクリーチャーたちが躍動する壮大な世界観が展開していく。そんな中「実は…ヤバイやつを助けたら、超ヤバイのが現れた。どうすりゃいいんだ。方法はあるか？」と聞くエドガン（クリス）に「とりあえず酒飲む？」とホーガ（ミシェル）が返すなど、仲間たちが軽妙な会話をしながら冒険を繰り広げる姿も映し出されていく。
映像の終盤では「さらばヒーロー」「待ってたぜ、アウトロー」というキーフレーズが挟み込まれ、最後は「何が起きても、やるしかない」というセリフと迫力の戦とうシーンで終了。“ヒーロー”というより“アウトロー”と呼ぶにふさわしい主人公たちの活躍に期待が高まる予告編となっている。
ポスタービジュアルは、ドラゴンの切り絵のようなデザインの中に、旅の仲間たちのシルエットが。
また本作は、現地時間7月21日よりアメリカ・サンディエゴで開催中の「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル 2022」のステージで、世界で初めて予告をお披露目した。この日大いに盛り上がった会場に、金髪姿でハイテンションに登場したエドガン役のクリスは「この映画の原作であるダンジョンズ＆ドラゴンズを40代になって初めてやったんだけど、すぐにドはまりしたよ。これをやるといじめっ子だろうが人気者だろうがそんな垣根を忘れてみんなワイワイ楽しめる、そういう力があるコンテンツなんだ」とコメント。同じく登場したホーガ役のミシェルも「この映画のためにハードに筋トレして4.5キロ増量したわ。ボディメイクは本当に楽しかった」とにこやかに語った。
映画『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』は2023年全国公開。
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