アヤックスアルフレッド・シュロイデル監督がブラジル代表FWアントニー(22)の残留を明言した。

オランダの強豪という地位を維持するなかで、他クラブから関心を集めるタレントを多数抱えるアヤックス。今夏もフリー移籍を含め、主力勢に移籍が相次いでいる。

最近ではDFニコラス・タグリアフィコのリヨン行きが濃厚視され、昨季に公式戦12得点10アシストをマークしたアントニーも長らくユナイテッド行きが噂される。

だが、移籍金額の部分で溝があるといわれ、今季からアヤックスを率いるシュロイデル監督もオランダ版『ESPN』の取材で残留見通しを口にしたという。

「彼は残るだろう。言うまでもなく、我々は多くの選手を売った。近年、ここまではなかったぐらいにね」

「それを受けて、複数の選手を獲得した。選手をかなり売ったし、もう誰も出て行かないと推測している」

49歳のオランダ指揮官はまた、選手の退団期限を問われると、「いや、そんな話などしていない」と返して、現スカッドからの主力退団に否定的な発言をした。

「日々、話し合ってはいるがね。もう誰も出て行かないだろう。またキープレーヤーを売るとなれば、我々にとって良いことじゃない」

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