棺・棺桶

骨董品の収集が好きで、人が驚くような不気味な物まで夢中になって集めてきた男性。そのために近所で暮らす人たちに怪しまれ、通報されてしまったのだという。男性の意外な経験に『The Daily Star』など海外メディアが注目し、経緯を詳しく伝えている。


■古い物が好きな男性

イギリスで暮らすジョン・ロングさん(68)は、骨董品を集めることに夢中だ。ホラーファンであることから、人には「気持ちが悪い」と思われるような物まで入手することもよくあるのだという。

そうして集めた多くの品の中には、子供用に特別に作られた小さな棺もあるとのこと。それを知っている近隣住民たちは「もしかして…」と怖くなり、警察に通報して中身を確認してほしいと依頼した。


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■自宅に警察官が…

通報を受けた警察官たちは、男性の自宅に急行。さっそく収集品を確認し、子供用の棺を開けて中をチェックするなど作業に取りかかった。しかし中にあったのは遺体ではなく人形。警察官もすぐに男性が犯罪者ではないと確信し、その場を後にしたのだという。

警察官はとても礼儀正しく優しかったというが、男性は想定していなかった出来事にひどく動揺してしまった。その日は気持ちが不安定になり、夜も全く眠れなかったと話している。

■警察は通報に感謝

現地警察はこの件を公表し、「確かに『怪しいものがある』という通報を受け、(男性の自宅に)行きました」とコメント。その日は複数の警察官が男性の家に入り確認作業を行ったが、詳しく調べる必要がある物はなかったことを認めた。

だが警察は、犯罪行為を疑い通報した住民たちに感謝し、「お礼を申し上げます」とも述べた。


■「趣味に没頭」4割超

Sirabee編集部が全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査を実施した結果、全体の45.9%が「没頭できる趣味を持っている」と回答した。

没頭できる趣味を持っている人の割合

男性は近隣住民に通報されるとは夢にも思わず、骨董品の収集に没頭していたとのこと。それが原因で怪しまれ通報されたことから、「悪人にされた気分です」「とても悲しいしムカついています」と述べ、肩を落としている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2019年5月17日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)

事件疑った近隣住民の通報で警察官が急行 ホラー好き男性の収集品が不気味で…