清水エスパルスは23日、早稲田大学のDF監物拓歩(22)の来季加入内定を発表した。

清水エスパルスジュニアユース、清水エスパルスユースと清水の下部組織で育った監物は、2017シーズンに2種登録もされていた。ユース時代には日本代表の世代別チームにも定期的に招集された188cm/83kgの左利きのセンターバックは、早稲田大学進学後も中心選手として活躍してきた。

大学での4年間の研鑽を経て清水でプロキャリアをスタートすることになった監物が、クラブ公式サイトを通じて熱い思いを綴っている。

「2023シーズンより清水エスパルスに加入することになりました、早稲田大学の監物拓歩です。清水エスパルスというクラブは自分の憧れでした。多くの地域の人に愛され、応援されるクラブ。そんなクラブを背負って戦う選手たち。小さい頃の自分にはそれがとても輝かしく、魅力的で、いつしかそこでプレーすることが自分の目標となりました。そのクラブでプロとしてのキャリアをスタートできることをとても嬉しく、幸せに感じています」

「自分は大学に入ってから大きな怪我をして1年間サッカーから離れる期間がありました。その経験を通して、サッカーをできる喜びというものを強く感じました。また、家族や仲間など、多くの人に支えられ、サッカーを楽しむことができているのだと、強く実感しました。自分のプレーを通じて少しでも多くの人に感謝が伝えられるよう努力していきたいと思っています」

「自分の武器は、左足のキックと早稲田大学で培った経験だと思っています。早稲田大学に来て多くの人と関わり多くの言葉をもらいました。自分が2年の時の杉山キャプテン(現東京武蔵野ユナイテッドFC)の「お前なら出来る!」という言葉に助けられ、同じく工藤泰平くん(現東京海上日動FC)の「出来ることを監物らしく」という言葉に魅了されました。様々な人からの多くの言葉に支えられ成長することができたため、自分もサッカーを通じて、誰かを助け支える事ができるような「言葉」を発していきたいと強く思います。これからは、プレーだけでなく色々な部分で「チームを支えられる選手」になりたいです」

「最後に改めまして、清水エスパルスのファンサポーターの皆様、関係者の皆様、清水エスパルスに関わる全ての皆様、よろしくお願いします」

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