タモリ(写真提供:JP News)

23日放送の『ブラタモリ』(NHK)では、石川県能登半島輪島市を訪れたタモリ一行。

「輪島塗はなぜ日本を代表する伝統工芸となった?」という謎に迫った今回は、タモリが輪島塗の特徴を表す“あるキャッチフレーズ”を一発で当て、案内人を驚かせた。


■輪島塗のけん玉も

今回のテーマである輪島塗は、今も全て職人の手で作られている伝統工芸で、昭和52年に漆器として初めて国の重要無形文化財に認定された。

案内人によると、輪島塗が特に全国に広まったのは江戸時代から明治時代にかけてだそうで、その当時はお祝いの席で使うものだったという。

番組冒頭では、そんな輪島塗が展示されている建物を訪れたタモリ一行。輪島塗のけん玉や、昭和初期より前に作られた輪島塗の漆器などを見て驚いた。


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■「○○優美」の中には…?

そうした中、タモリアシスタントの野口葵衣アナウンサーに「輪島塗には特徴を表した漢字4文字のキャッチフレーズがあるんです」と話しかけた案内人。

それと同時に、輪島塗の特徴を表す「○○優美」という4文字のキャッチフレーズが書かれたパネルを見せ、2人に「では(○の中に)何が入るんでしょうか?」と質問。

対するタモリは「優美は美しいもの…優美だから」と口を開くと、「それを備えながらも…何でしょう」と悩む。

■一発正解で「おぉ~!」

その直後、「堅牢とか!?」と答えたタモリ。すると案内人は「あっ!」と叫ぶと笑顔を見せ、「ちょっとですね…もうこれは答えを…」と興奮気味に話す。

一方、○○の下に隠された漢字を見たタモリは、その答えが「堅牢」だったことに「おぉ~!」とびっくり。

周囲からざわめきが起こる中、「すごいタモリさん!」と驚いた野口アナ。対するタモリは「えぇ~?」と笑い、一発で当てたことに信じられないようなリアクションを見せた。


■「自分で当てたんで忘れないと思う」

そんな「堅牢優美」とは、頑丈でありながら上品で美しい輪島塗の特徴を表す言葉で、輪島塗が日本を代表する伝統工芸となったカギであるそうだ。

なお、初耳にも関わらず、答えを一発で当てたタモリは「『堅牢優美』自分で当てたんで忘れないと思う」と話し、周囲を笑わせている。

今回、タモリが「堅牢優美」を一発で当てたこのシーンは、多くの視聴者の間で「堅牢優美を即当てた!」「さすがタモさん、 堅牢優美なんて言葉初めて聞いたわ」と驚く声が殺到した。

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(文/Sirabee 編集部・綿 つゆ子

タモリ、輪島塗の特徴を表す漢字4文字を一発的中 本人も「おぉ~!」と驚き