アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、AI搭載IoT統合エッジウェアの最新版「Gravio」の提供を7月25日から開始することを発表します。最新版では、Gravio Hubのソフトウェアとハードウェア共に機能強化し、ユーザーが作成した独自のAI推論モデルをエッジコンピューティング※にノーコード実装する機能や稼働環境の多様化に対応した新Hub(Gravio Hub 2)などを追加しました。
■「Gravio」最新版提供開始の背景

接続性や利便性を強化した新しいGravio Hub 2

AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」は、センサーやカメラからのデータ収集やサービスへの接続をノーコードで実現するソフトウェアとして、様々なエッジ環境で利用されています。最近では、GravioのCO2センサーやAIカメラ機能を活用した3密回避ソリューションなど、業種や業態を問わず幅広い企業の新常態への対応に貢献しています。最新版「Gravio」は、利用用途の拡大と稼働環境の多様化 に対応する機能を追加。ユーザーが作成した独自のAI推論モデルをノーコードで実装するユーザーAI機能や、ニーズの多い社外センサーへの接続対応を行いました。また、エッジでのAI、IoT稼働を司るGravio HubにはLANポートや、SDカードスロット・HDMIポート等も追加することで、統合エッジソリューションとしての接続性や利便性を強化し、さらなる業務の自動化・遠隔化を推進します。
ユーザーAI機能をノーコードで実装する様子
指の向きをAI判定し外部サービスにノーコードで連携

<「Gravio」最新版の概要>
・センサー:各種社外センサーへの接続対応を強化。センサー死活監視機能の搭載で運用性と管理性を向上(機能搭載センサーに対応)
・ユーザーAI機能:AIによる画像推論機能を強化。プリインストールの画像推論モデルに加え、ユーザーが作成したオリジナルAI推論モデル(画像分類、物体検出)もノーコードで実装し利用可能。
・Gravio Hub 2:LANポート、SDカードスロット、HDMIポートなどの追加により接続性、利便性と管理性を向上。


■今後の展開
Gravioは、センサーやカメラからのデータ収集やサービスへの接続をノーコードで実現するソフトウェアとして高く評価され、幅広い業種の企業・団体で採用されています。アステリアでは最新版Gravio の提供を通じて、より一層の顧客開拓を進める計画です。Gravioは現在までに約1,000ユーザーを獲得していますが、2022年度末にはその倍となるトータル2,000ユーザーへの導入に拡大することを目標に掲げています。

<Gravio 製品ラインアップ>

※小さなエッジサーバーを複数配置し、データ処理の速度や能力を高める技術。

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■『アステリア株式会社』について( Webサイト https://www.asteria.com/
アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に9,664社(2022年3月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,647件(2022年3月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

■AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」について( Webサイト https://www.gravio.com/jp
Gravioは、ノーコードで汎用的なカメラや各種センサーによるデータと様々なシステムの連携を容易に実現できる、AI/IoT統合型エッジコンピューティングプラットフォームです。直感的な画面設計による簡単な操作で、エッジ上で様々なデータを収集、管理するとともに、データに基づいた様々なアクションを自動的に実行することが可能です。また、各種認証済センサーの無償貸出プログラムもご用意し、導入の際の複雑性も解消。サービス全体を通してシンプルかつ迅速なAI/IoTの利活用を実現します。新バージョンでは、AIによる画像推論機能が更に強化され、プリインストールの推論モデルに加え、お客様により作成されたオリジナルの画像推論モデルもノーコードでシームレスに利用可能となりました。Gravioは、多様な用途におけるAIやIoTを利活用したDXを実現します。
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配信元企業:アステリア株式会社

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