複数の単語を組み合わせて1つの表現にする慣用句は、「揚げ足を取る」や「顔が広い」など日常生活でもよく使うもの。今ツイッター上では、「あの慣用句」を完璧に表現した1枚の写真が話題になっている。
■本当に「蚊帳の外」じゃないか
「家族の寝床を準備したのですが、僕だけ蚊帳の外みたいになりました」とコメントを添え、1枚の写真を投稿したのはツイッターユーザーの月岡祐介さん。よく見てみると3組の布団が敷かれているのだが、1組だけ「蚊帳」の外に敷かれているではないか…。
「蚊帳の外」とは、無視され不利な扱いをうけることや、物事に関与できない位置に置かれることを意味する。蚊帳の中に入っていれば蚊などに刺されないが、外にいると防げないことが言葉の由来とされている。その通りの状況に…思わずクスりとしてしまう。
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■思わず笑った人が続出
月岡さんの投稿にネットでは、「リアル蚊帳の外…笑。こんなのがあるんだね」「物理的に…」「直喩が過ぎるw」「本物の『蚊帳の外』w」といった具合に、思わず笑ったという人からの声が続出。
他には、「昔うちは部屋の四隅から吊ってた」「トトロで見たなぁ」「すげえサマーウォーズ以外で初めて見た」など、今ではあまり見かけなくなった蚊帳を懐かしむコメントも多く見られた。
■当時の状況を聞いてみると
今回の投稿は、わずか数日で4万件を超えるいいねを獲得。
当時の状況について話を聞いてみると、「この蚊帳は私が用意しました。現在、父の介護のために熊本県で単身赴任をしているのですが、夏休みに妻と子供たちが来てくれることになったので、地方に慣れていない家族たちが蚊に刺されたらかわいそうだなと思い、準備しました」と説明する月岡さん。まさかそんな優しさが詰まっていたとは…。
■妻と子供の反応は…
気になる家族の反応はというと、「まだ子供たちには見せていませんが、セットアップ後に妻へツイートと同じ内容のLINEを送ったら笑っていました」と話す。実物を見た時、月岡さんの妻と子供はどんな反応をするのだろうか。
ちなみに写真撮影時には、「蚊帳の外」にあることをまったく意図していなかったという。なんとなく撮った写真の中にこんな面白いものがあるとは…。
家族の寝床を準備したのですが、僕だけ蚊帳の外みたいになりました。 pic.twitter.com/CDNuURI4TU
— 月岡祐介(心臓外科専門医) (@TsukiokaYusuke) July 23, 2022
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