ヴィッセル神戸は27日、Kリーグ1の江原FCに所属する元日本代表MF小林祐希(30)を完全移籍で獲得することを発表した。背番号は「49」。

小林は下部組織から過ごした東京ヴェルディでプロ入り後、ジュビロ磐田を経て、2016年8月のヘーレンフェーン移籍を機に海外挑戦。以後、ベルギーのワースラント=ベベレンやカタールのアル・ホールを渡り歩き、2021年7月にKリーグ2のソウルイーランドに加わった。

Kリーグ2(韓国2部)で8試合1アシストに終わり退団。2022年2月に江原FCへと加入していた。

江原FCでは今シーズンのKリーグ1で12試合に出場し1アシストを記録。今回6年ぶりにJリーグに復帰することとなる。

世代別の日本代表を経験している小林は、A代表でも8試合に出場し1得点を記録していた。

小林はクラブを通じてコメントしている。

「皆さんこんにちは。この度、ヴィッセル神戸に加入することになりました。2016年に初めて海外挑戦をしてから、色んな国でサッカーをしてきました。ここ何年かは全くと言っていいほど結果を出せずにいて、苦しい時期が続きました」

「そんな時に、日本で再出発をするチャンスを与えてくれたヴィッセル神戸に感謝します。チームのために自分が出来ることは全て捧げて闘います。応援、よろしくお願いします」

なお、神戸には下部組織出身のDF小林友希(22)も所属しており、2人の“こばやしゆうき”が揃った。

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