ユベントスチェルシードイツ代表FWティモ・ヴェルナー(26)獲得に向け交渉中のようだ。

昨シーズン11年ぶりの無冠に終わり、今夏はマッシミリアーノ・アッレグリ監督の下でチームの刷新を行っているユベントス。すでにMFポール・ポグバ、MFアンヘル・ディ・マリア、DFグレイソン・ブレーメルを獲得した一方で、FWパウロ・ディバラ、MFフェデリコ・ベルナルデスキ、DFジョルジョ・キエッリーニらは契約満了で退団し、DFマタイス・デ・リフトバイエルンに移籍した。

クラブは現在、ディバラが去った前線の強化に着手。FWドゥシャン・ヴラホビッチの負担を軽減できる選手を探しており、最優先ターゲットは昨季もレンタルで加入していたアトレティコ・マドリースペイン代表FWアルバロ・モラタ(29)だった。

しかし、アトレティコの求める移籍金はユベントスにとって高額なこともあり、交渉は停滞。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ユベントスは代替案としてヴェルナーの獲得を検討しており、すでにチェルシーと交渉の場を持った模様だ。

ヴェルナーは2020年夏にRBライプツィヒから移籍金4750万ポンド(現レートで約78億4000万円)でチェルシーに加入したが、期待されていたパフォーマンスは発揮できず、昨シーズンはプレミアリーグでの先発が15試合にとどまるなどチームでの序列は低下している。

ユベントスはトーマス・トゥヘル監督との関係悪化も報じられるドイツ代表ストライカーレンタルで獲得するプランを持っているが、一方でヴラホビッチのバックアッパーという位置づけの選手に対して高額な給料を支払うべきかで、ためらいもあるという。

現在もトップターゲットはあくまでモラタとも伝えられるユベントスだが、果たしてこの夏にストライカー補強は実現するのだろうか。

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