カイリー・ジェンナーがこのほど自身のInstagramのストーリーにて、動画に力を入れている最近のInstagramに「初期の頃のほうが良かった」物申した。これに対し、Instagramの代表が動画を投稿し、カイリーらユーザーの意見に反応した。

自身のコスメブランドの成功やリアリティ番組『カーダシアン家のセレブな日常(The Kardashians)』などで知られるカイリー・ジェンナー。そんな彼女がこのほどInstagramストーリーに画像を投稿し、Instagramに物申した。

Instagramは世界中で利用されているSNSで、手軽に写真を投稿できることで人気を得たプラットフォームだ。カイリーは今年の1月に女性で初めてフォロワーが3億人を超え、2022年7月現在3億6千万人のフォロワーがいる。

そんな絶大な影響力を持つカイリーが今回投稿した画像にはこのように記載されていた。
「InstagramをInstagramに戻して。(TikTokみたいにしないで、ただ私たちは友達の写真が見たいだけなの)」

この画像は『Change.org』というオンライン署名サイトで発信されたもので、発信者はこのように呼びかけている。

「無理に複雑にしなくていいんです。私たちはただ友達が投稿した写真を見たいだけです。」
「初心に返りましょう。Instagramの初期の目的は写真を共有することだったはずです。」
「この署名の目的は、ユーザーがInstagramに何を求めているかに気づいてもらい、私たちが大好きなこのアプリをよくするために動いてもらうことです。」

20万人以上がこの意見に賛同しており、写真よりも動画に力を入れているInstagramに改善を求めている。この画像はカイリーの投稿と同日に異父姉妹の姉、キム・カーダシアンもストーリーに投稿し話題となった。

これに対し、現在の最高運営責任者であるアダム・モセリが自身のSNSに「みんなの意見も聞かせて」と動画を投稿、その中でカイリーやキムを含むユーザーからの「以前のInstagramに戻してほしい」との要望に対してこのように見解を述べた。

「僕たちがInstagramの仕様を変えていなかったとしても動画の投稿が時間が経つにつれて増えるというのは変わらなかったと思うよ。ユーザーの嗜好も動画にシフトしてきたと思う、何もしなくてもね。だから僕たちもその動きに合わせなきゃいけないんだ。もちろん、写真にも引き続き力を入れていくよ。」

しかしモセリ氏の見解を聞いてもユーザーの想いは変わらないようで、Instagramを元に戻してほしいとの意見が同投稿にも届いている。

「動画はTikTokで見るからインスタは写真だけでいい」
「ユーザーの意見を聞いてください」
「他にいいSNSが出てきたらそっちに乗り換えるかも」

画像2枚目は『Adam Mosseri 2022年7月26日付Twitter「There’s a lot happening on Instagram right now.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)

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