女優のブライス・ダラス・ハワードが28日、都内で開催された映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』来日記者会見に、ディワンダ・ワイズ、コリン・トレボロウ監督、クリス・プラット(リモート出演)、日本語吹き替えキャストの玉木宏伊藤沙莉、満島真之介と共に出席。レジェンドキャストとの共演に感謝する一幕があった。

【写真】ブライス・ダラス・ハワード&玉木宏らが『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』来日記者会見で豪華共演

 本作は、スティーヴン・スピルバーグが“恐竜”に命をふきこみ、誰も見た事がなかったリアルでスリリングな映像体験に世界中の人々が心を躍らせた『ジュラシック・パーク』、『ジュラシック・ワールド』シリーズ、全世界待望の最新作にして完結編。前作に引き続き、主人公オーウェン役をクリス、ヒロインのクレア役をブライスが続投し、オーウェン達と行動を共にし、物語を大きく動かす新キャラクター・ケイラをディワンダが演じる。

 今作では『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したレジェンドキャラクター達も登場するが、コリン監督は「みんなを一緒に共演させるということで、スピルバーグ監督とはキャラクターに関していろいろと話し合いました。ぜひみんなを好きになってほしい」とアピール。クリスは「12、13歳の時に初めて1作目を見ていて。30年経った今、彼らとスクリーンを分かちあえるのは、光栄で名誉なこと」と興奮気味に明かした。

 ブライスも「私も12歳の時に劇場で『ジュラシック・パーク』を見て、映画を作りたいと思って。自分がこの物語の一部になることを予想していなかった。レガシーキャストとの共演は人生で大変光栄なこと。すべての瞬間が彼らによって高められました」と笑顔で感謝した。

 オーウェン役の日本語声優を務めた玉木は、「また新しい最新作に参加できてうれしい」と歓喜。ブライスとコリン監督とは2018年に実施された前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のジャパンプレミア以来、4年ぶりの再会となるが、「またお会いできることをうれしく思ってました」と爽やかな笑みで明かした。

 イベントでは、玉木らからクリスらに質問をする一幕も。玉木はクリスに「バイクチェイスシーンは、リアリティがあって映画で見たことのないような興奮を覚えるシーンで…。実際の撮影はどのように?」という質問を。クリスは「みんなの力が合わさって素晴らしいものができました。最新鋭のトリックを使っていて、本当にすごいチェイスでワクワクするシーンになってる」とニヤリ

 また、「もし恐竜と共存することになったら?」という質問が及ぶと、ブライスは「クリスさえ横にいてくれたらOK」と満面の笑みで明かし、クリスも「なんとかなると思う。ブライスともまた一緒に時間を過ごせるしね」とほほ笑む様子を見せた。

 最後にクリスが「実は妻に赤ちゃんが産まれたばかりで、来日が叶いませんでしたが、本当に日本のファンの方々を愛しています。この10年間本当にありがとう。愛情を込めた作品でもあるので、とにかく見てほしい」と思いを込めてコメントを送った。

 映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は7月29日より全国公開。

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』来日記者会見に出席した(左から)ディワンダ・ワイズ、ブライス・ダラス・ハワード、クリス・プラット(リモート出演)、コリン・トレボロウ監督  クランクイン!