公益社団法人日本ユネスコ協会連盟(東京都渋谷区・会長:佐藤美樹)は、日本の豊かな文化や自然を100年後の子どもたちに伝えていくことを目的に、2009年から「未来遺産運動」を行っています。「未来遺産運動」は、地域の“たからもの”である文化や自然を未来へと継承していくため、日本各地で地道な努力を続ける市民の活動を「プロジェクト未来遺産」として登録することで、日本全体で応援する運動です
現在、当連盟では、3年ぶりとなる「プロジェクト未来遺産」の新規登録に向けて、地域の有形・無形文化や自然を守り継承する市民の活動を募集中ですが、新型コロナウイルス感染症の急拡大などの影響に鑑み、募集期間を8月31日)まで延長します。(今後の感染状況によって、選考スケジュール・審査方法がさらに大幅に変更になる場合がございます。)

専門家による審査を経て、「プロジェクト未来遺産」として登録された活動には、登録証と活動応援金20万円が授与されます。地域の“たからもの”を100年後の子どもたちに伝えたい、そんな想いのもと、文化や自然の継承に力を注がれている団体からのご応募をお待ちしています。

【「プロジェクト未来遺産2022」募集概要】
●募集対象(いずれか一つ以上にあてはまるプロジェクト)                                                       
1. 市民が主体となって地域の有形文化(建造物や遺跡など)を守り継承するプロジェクト。
2. 市民が主体となって地域の無形文化(演劇・技術・祭りなど)を守り継承するプロジェクト。
3. 市民が主体となって地域の自然(自然景観や生態系など)を守り継承するプロジェクト。
自然災害感染症などの影響を受け一時的に活動ができていない場合でも、今後活動を継続する計画があれば応募は可能です。積極的にご応募ください。

●応募締切:2022年8月31日(水)〔必着〕 ※募集期間を延長しました!

●応募方法
当連盟ホームページ掲載の募集要項を確認の上、所定の応募シート(ワード)に必要書類を添えて、メールにてご応募下さい。
未来遺産運動HP
https://www.unesco.or.jp/activities/isan/heritage-for-the-future-project/apply/

●選考について                                                    
一次審査(書類選考)を通過したプロジェクトに対し、専門家による現地調査を実施し、その結果をもとに、未来遺産委員会(委員長:西村幸夫/國學院大學教授)による最終選考(2022年12月頃を予定)経て、登録プロジェクトを決定いたします。
新型コロナウイルスの感染状況によっては、選考の途中であっても、スケジュール・審査方法が大幅に変更になる場合がございます。

主催:公益社団法人日本ユネスコ協会連盟
後援:読売新聞社、環境省、日本ユネスコ国内委員会

<お問い合わせ先>
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟 未来遺産運動事務局
電話: 03-5424-1121 (問い合わせ時間:平日9:30~17:30) 
E-MAIL: mirai@unesco.or.jp 

「プロジェクト未来遺産」には、これまでに、地域性を反映する歴史的町並みや、伝統芸能・祭事、自然環境などを対象とした、市民が主体となって行われている73の活動が登録されています。

2019年登録:秋田の聖農・石川理紀之助の教えの継承と「草木谷」の環境保全活動(特定非営利活動法人草木谷を守る会)
2019年登録:創作組踊「糸蒲の縁」で地域の子ども達を育み新たな文化を繋ぐ(中城村南上原組踊保存会)
2019年登録:美濃流し仁輪加~地方に華咲く言葉の文化~(美濃市仁輪加連盟)

配信元企業:公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟

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