恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのかを描く、ABEMAオリジナルシリーズ「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」(以下、「ドラ恋」)(毎週日曜夜10:00~、ABEMA SPECIALチャンネル)第11話が、ABEMA SPECIALチャンネルにて7月24日に放送された。本番組では、若手俳優が毎話、キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかけていく。

【写真を見る】最後のドラマの主演のゆあ

今シーズンは、インフルエンサーで女優の橋下美好や、「シーズン1」ぶりに「ドラ恋」に再挑戦する俳優でアーティストの橋本裕太、連続テレビ小説ごちそうさん」(2013~2014年、NHK)でドラマデビューした若手女優の白石優愛、元「ウルトラマン」主演俳優の経験を持つ小池亮介など、個性豊かな男女8名が出演している。

■第11話では

最後のドラマは、「鶴の恩返し」をモチーフとした、過去に自分を救ってくれた男性のもとへ現れたひとりの女性の切ない恋物語で、かけがえのない存在と気づいたふたりが結ばれる、激しいベッドシーンが見せ場となる。

今回のオーディションは個人戦で、くじ引きで、男女関係なく、数字の順番に一緒に演技したい相手を指名していく。

いちばんのくじを引いたのは、みよし(橋下)で、最初から一途に想いを伝えてきてくれたりくと(松村陸斗)と、前回、一緒に主演を演じ、同棲ハウスにも入居したことで仲を深めることができたしおん(鈴木志遠)のあいだでまよっているように見えていたが、相手役に指名したのはりくとで、むずかしいベッドシーンも息のあった演技を見せ、くちびるすれすれの官能的なキスの演技を披露した。

2番のくじを引いたあかり(松川星)は、第一印象からおたがいにひかれあっていて、前日の女子寮での練習では、実際にキスもしたはっしー(橋本)を指名し、念入りな稽古を重ねたふたりだったが、オーディションの途中に、あかりがセリフをつまらせてしまうというミスを起こす。カットがかかると、はっしーに抱きつきながら、「ごめん…」とひと言、まだ一度も主演を獲れていないふたりの最後のオーディションは、不完全燃焼のまま終わってしまった。

■「緊張する?」

オーディションで4番のくじを引いたゆあ(白石)は、自動的にしおんとオーディションに挑む。初めてのベッドシーンということもあり、それぞれが気合いの入った演技を見せたが、演技指導の澤田育子先生は、「台本の読み込み力、表現力、ダントツだなと思いました。なにより、ぜったいに主役をとろうという意地、気合い、ものすごく伝わってきました」と絶賛したゆあが、主演に選ばれる。

そのゆあが、みよしとりくとがおたがいに好き同士と知っていながらも、自分の素直な気持ちに従い、涙を流しながら、相手役にりくとを指名する。

ドラマ撮影が始まると、監督からダメ出しをされ、自信を無くしてしまっているりくとに、「緊張する?私もさ、このシーン、めちゃめちゃりくとくんを重ねられる」とゆあが話しかけ、「今限りの関係の話じゃん。私もドラマ撮影中しか、りくとくんのこと独り占めできない…とか言ってね」と本音を交えながら、明るく話し、りくとは沈んでいた気持ちが晴れたような表情を見せる。

そして一転、ベッドシーンの演技が始まると、りくとがゆあのほおをつかみながら、熱い濃厚キスをくり広げ、ゆあは、艶っぽい表情を魅せていた。

第11話が放送された「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」/(C)AbemaTV,Inc.