Aloha!


6月7日に、3年ぶりに日本へ子供を連れて一時帰国をしました。


水際措置が大幅に緩和されたものの、緊張の連続だったので注意時点を含めてハワイから日本への帰国時の詳細をお伝えしたいと思います!


日本帰国前準備


1日本へ帰国

ハワイから日本へ帰国する際には、事前に準備が必要な事があります。


日本のパスポートを取得


2パスポート

娘たちは日本とアメリカの2重国籍保持者ですが、外国人観光客の受け入れに制限があり、日本への入国には日本のパスポートが必要なため、在ホノルル日本国総領事館へ行きパスポートを取得しました。


パスポート申請には申請日前6か月以内に作成された戸籍謄本などが必要なため、前もって日本から取り寄せて下さい。私はすっかり忘れていたので、かなりギリギリになってしまい、とても焦りました。


申請から1週間でパスポートを受け取りに行きましたが、パスポートの受け取りは本人が行かないといけないので注意して下さい。


私が5月中旬に領事館へ行った際は日本人配偶者がいらっしゃるアメリカ人の方が日本へ入国のための短期滞在ビザを申請しに来られていたり、夏休み前と言うこともあり、普段よりもかなり混雑していました。


また、娘たちの日本のパスポートを受け取る前に飛行機のチケットを購入したので、飛行機のチケットはアメリカのパスポートの情報を入力していたため、出国約1週間前にJALから「日本のパスポートを持っているか」念のため、確認の電話を頂きました。


 


パスポート申請の詳細はこちら <a href="各種申請・届出 | 在ホノルル日本国総領事館 (emb-japan.go.jp)">在ホノルル日本国総領事館公式サイト</a>


PCR検査を受診


今回、帰国に当たって一番不安だったのが、出国前72時間以内のPCR検査の受診でした。私は当初、アメリカの病院カイザーにて通常のPCR検査を受診し、ドクターに日本政府指定の用紙への記入をお願いしようと思っていましたが、帰国日が月曜日だった為、金曜日の午後にPCR検査を受診すると週末を挟み、ドクターのサインを貰えるのは月曜日になってしまうとの事で、間に合わない可能性もありカイザーでの受診は断念しました。


家族3人分だったので、できれば無料のPCR検査を希望。そこで、念のため「ノミ ヘルス / Nomi Health」と「ウォルグリーン/Walgreens」の2カ所で予約をしました。


 


3ノミヘルスアラモアナ

写真参照:<a href="Facebook">Nomi Health hawaii 公式FB</a>


 


「ノミヘルス」はアラモアナセンターなどにもありますが、私はワイケレアウトレットでの予約を取りました。こちらで気を付ける事が何点かあります。


予約をせず、ウォークインで行く場合でも事前に簡単な登録が必要となります。ネットにて登録が終了するとQRコードが作成されるので受け付けでこちらを提示する必要があります。日本在住の方は「I have a non-US address」にチェックをして下さい。


受診をする際は必ず、「PCR検査」を指定して下さいね。


そして、一番気をつける事は、予約をしていてもウォークインで来る人が多かった場合は予約時間よりも前に終了してしまう事があり、受診ができない方もいました。フライト時間が遅い方は特に要注意です。私は早めに到着して、受付の方にPCR検査の残りはまだあるか念の為、確認を取り「予約をしているので3人分、必ず確保しておいて下さい」と伝えておきました。


結果ですが、ほとんどの方が翌日には届いている様ですが、サイトには「72時間以内にテストの結果が登録時に指定されたメールアドレスまたはテキストで送信される」と記載がある為、72時間ギリギリで結果が送られて来る事もあるかもしれません。なお、私は13時34分に受診し翌日の9時前には結果が送信されて来ました。


送られて来た結果には必要事項の記載が全てされているので(ドクターのサインは必要ありません)、日本政府指定の用紙は必要ありません。今回、私はこちらの結果をMy SOSに登録しましたが問題ありませんでした。


受診料ですが、ハワイ運転免許証または州のIDを持っている方は保険に加入していなくても無料ですが、州外や外国からの訪問者はPCR検査に85ドルの費用がかかります。料金は変更になる可能性もあるので、その都度ご確認をお願いいたします。


質問等がある場合はチャットで質問ができるので便利でした。


詳細はこちら <a href="Nomi Health | Hawaii">Nomi Health公式サイト</a>


4ウォルグリーン

「ウォルグリーン/Walgreens」での検査はオアフ島ではワイパフのみとなり、ネットにて「Rapid NAAT Test」を予約して下さい。基本、ウォークインは受け付けていないので、予約をしていれば必ず受診ができ、ドライブスルーでの受診となります。「48時間以内にテストの結果が登録したメールに送られて来る」との事でしたが、私の場合は結果が1時間もしない内に送られて来てあまりの早さに驚きました。なお、メールに送られて来た結果だけでは必要事項の記載がないので、結果と一緒に、日本政府指定の用紙を持って再度訪れると必要事項を記入して貰えます。


受診料ですが、保険または政府資金によるプログラムによる無料テストの基準を満たしている場合は、自己負担費用は発生しません。日本在住の方が受診できるかは確認していないのでご自身でご確認をお願いいたします。


詳細はこちらをチェック!


今回、時間内に確実にテスト結果を貰えるか、かなり不安でした。安心してPCR検査を受診されたい方や結果が至急必要な方は在ホノルル日本国総領時間指定クリニックにて受診される事をおすすめします。


詳細はこちら:日本入国前のCOVID-19に関する検査証明について(最新情報) | 在ホノルル日本国総領事館


なお、結果が手元に届いたら必ずお名前等の記載ミスがないか確認をして下さい。日本と違い、ちょっとしたミスが多いいハワイです。


我が家がチェックインをしている際に、横のカウンターにいらっしゃった日本人観光客の4人家族の方が1人だけ結果に記入ミスがあった様で「お一人様、飛行機には乗れません」と言われて大騒ぎになっていました。


ファストトラックの登録


日本に入国する前に、アプリ上で検疫手続きの一部を事前に済ませることができる「ファストトラック」を利用することで、入国時の手続を簡略化でき、成田空港羽田空港中部国際空港関西国際空港福岡空港より入国する方のみ利用が可能となっています。


なお、ファストトラックを利用しない場合は「出国前72時間以内の検査証明書、個人誓約書、ワクチン接種証明書」等の書類の確認を到着時の空港で受けます。


ダウンロードは必須!My SOSアプリとは?



ファストトラックを利用するのには、まずお持ちのスマートフォンへ日本の厚生労働省が作った健康居所確認アプリ「My SOS」をご自身のスマートフォンにインストールする必要があります。


My SOSアプリのダウンロード・インストール方法の詳細は下記を確認して下さい。


i Phoneはこちら <a href="[01] MySOSアプリのダウンロード・インストール iPhone| マニュアル作成をもっと簡単に。指先一本でマニュアル運用 (teachme.jp)">厚生労働省公式サイトより</a>


Androidはこちら <a href="[01] MySOSアプリのダウンロード・インストール Android| マニュアル作成をもっと簡単に。指先一本でマニュアル運用 (teachme.jp)">厚生労働省公式サイトより</a>


 


<h4>My SOSアプリの登録</44>


 


写真:アプリ2


登録は水際対策の強化に係る新たな措置が更新されることもあるので最新の情報を確認のうえ、目安として日本への入国予定日から2週間以内の登録が勧められていて、搭乗便到着予定日時の6時間前までにアプリ上での事前登録が完了していない場合は、ファストトラックを利用できません。


 


写真:アプリ3


 


入国時点に12歳以下の同行者がいる場合は、アプリのインストール時に「同行者の登録」で氏名等を登録することで、保護者等と一緒にファストトラックのための登録ができますが、入国時点で13歳以上の場合は、同行者登録はできませんのでご自身のスマートフォンにインストールが必要となります。


 


写真:アプリ4




アプリ上で質問票WEB画面での入力を済ませると、アプリの画面にQRコードと登録受付終了時間が表示されますので、時間内に誓約書、ワクチン摂取証明書、出国前72時間以内の検査証明書の登録を完了させてください。


 


写真:アプリ5


 


ワクチン接種証明書はなくても「ファストトラック」を使用する事をできます。


私は3回目のワクチン接種が済んでいたので、ワクチン接種証明書を登録しましたが、娘たちは2回しか済んでいなかったので、ワクチン接種無しで登録。数時間後には審査完了となり、通常は赤色の画面が黄色になりました。


なお、2022年6月1日より日本の水際対策が緩和され、ハワイ州を含む米国全土からの入国は、ワクチン接種の有無に限らず入国時検査および自宅等待機が不要となっています。


 


写真:アプリ6


出国前72時間以内の検査証明書を登録すると、私の場合は数分で審査完了の通知が届き、黄色の画面から緑色の画面となり、全ての登録が完了となりました。


 


写真;アプリ7


 


その後は、画面が緑色の画面から青色の画面となりました。


ダニエル・K・イノウエ国際空港


写真:ダニエルイノウエ国際空港


 


今回、我が家はJALを使用して日本へ帰国。ダニエル・K・イノウエ国際空港のカウンターではアプリを見せるだけで簡単にチェックインができましたが、ハワイアン航空を利用した友人は専用のデスクにてまずは出国前72時間以内の検査証明書をチェックされてからアプリの確認をされたそうです。


スマートフォンの不具合などがあった場合などの事も考えて、念のため検査証明書やQRコードなどは印刷をして書面でも持っている事をおすすめします。


夏休みもあり、ダニエル・K・イノウエ国際空港はとても混雑していて、3時間前に到着していても子供たちをトイレに連れて行ったりしている内に搭乗時刻になりました。時間に少し余裕を持って到着される事をおすすめします。


また、マスクを着用していない外国人の方が多かったのもとても気になりました。


日本の空港に到着後


写真:青い用紙


 


今回、私は成田空港に到着しました。機内からおりて進むとすぐにチェックポイントがあり、My SOSアプリを提示し、検疫所発行の青い用紙を渡されました。


ハワイから日本へ入国する際には、2022年6月1日から入国時の空港での空港検疫での検査の必要がなくなったため、その後はスムーズに入国審査も終了し、あっという間に空港を出る事ができました。5月末に成田空港に到着した友人は空港検疫での検査があり、空港を出るのに3時間もかかったと聞いていたので、以前よりはかなり楽になったと思います。


なお、成田空港では皆さん、マスクを着用されていました!


 


今回、何事もなく日本へ一時帰国できましたが、やはり通常の帰国に比べるとかなり大変でした。


2022年6月12日から日本からの米国渡航に際して、渡航時に必要なPCR検査の陰性証明書が今後90日は不要なので、ハワイへの帰国時は楽になり、少しホッとしております。

【2022年7月最新版】ハワイ在住者必見!?子連れでハワイから日本への渡航体験記をお届け