29日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、デーブ・スペクターが元日本テレビ編成局局次長の吉川圭三氏と『24時間テレビ』について議論をした。
■『24時間テレビ』を吉川氏が語る
『24時間テレビ』(日本テレビ系)が新型コロナウイルス第7波や電力供給逼迫の影響で「開催に批判が集まっている」という記事を紹介した29日の放送。
意見を求められた吉川氏は「来ましたね。元日本テレビ編成局局次長に来ましたね…。僕はチーフ・プロデューサー1回と総合演出を1回やったことがあります」と話す。
続けて「これによって、夏休みがゼロになりますね、日本テレビのほとんどのスタッフが。これが終わると、秋のスペシャルウィークに入りますんで、それの準備に入りますね」と説明した。
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■「続けてほしい」と吉川氏
吉川氏はさらに「正確な数字じゃなかったら申しわけないんですけど、44回やっていて、450億円ぐらい集めているんですね。この募金を待っている人がいるんですね」と指摘する。
そして「日本テレビが中抜きしたり、それをギャラに支払ったりっていうことは一切していません。日本中で待っている人がいるし、海外にも支援をしていますんで。僕はどんなことがあっても止めるべきじゃないし、そこで止めたらもう日本テレビは、ずっとやらなくなりますね」とコメント。
さらに「だから僕は意義があることだし、いろいろ電力対策とかいろいろコロナ対策とかしながら、どうにか続けてほしいなと思っております」と話した。
■デーブは「やめたほうがいい」と進言
デーブは「僕も初期は出ていました。真面目な番組だったんですよ。もっとね、びっくりするようなあれだったんですけれども、いつのまにかタレント中心になったりして」と話す。
続けて「結構10年前から叩かれてる。つまり趣旨がよくわからない。なんのためにマラソンを走るとか、売上があるのにそのぶんチャリティに回したらいいじゃないかと。いろんなことを言われていくなかで、だんだんとメリットが少なくなってるような気がする」と指摘。
そして、「例えば体が不自由な人の家を移動するためのバンとか、いろんなもの寄付はしてますけども、はっきり目に見えるようなものがあんまりなくて、ちょっとファジーなんです。日本テレビも毎回叩かれちゃって、しかも最近ですと節電や熱中症、いろいろなことをいわれてるなかで、正直に言って、もうやめたほうがいいのではないかってどこかないですか?」と吉川氏に投げかけた。
■吉川氏の意見は…
質問を受けた吉川氏は「飽きられているからこういう意見が出るんじゃないか」とポツリ。デーブは「ちょっと時代遅れだと思うのは、お涙ちょうだいとかみんな泣いたりするのは、今風じゃない」となどと厳しい意見をぶつける。
吉川氏は「いろいろ考えるべきときが来たなとは思いますね」としながらも、「続けるべきではあると思います」と力説していた。
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