女優の橋本愛が主演を務めるドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系/毎週水曜22時)の第3話が3日の今夜放送される。

【写真】幼少期に施設で出会ったトラコ(橋本愛)と福多(中村蒼) 『家庭教師のトラコ』第3話場面カット

 ドラマ『家庭教師のトラコ』は『家政婦のミタ』(日本テレビ系)を手がけた遊川和彦の脚本によるヒューマンドラマ。橋本扮する合格率100%を誇る謎の家庭教師・トラコこと根津寅子が、3人の母親と3人の子どもに向き合う姿を描いていく。

第3話あらすじ

 トラコは、教え子の守(細田佳央太)が1人で路上お笑いライブをしているところを目撃。「お笑い芸人になりたいなら、ママにそう言えば?」と背中を押すが「反対するに決まってる」と守にはその気がない。

 そんなことは知らず息子の東大合格を願う母・里美(鈴木保奈美)は、守の成績が上がらないのは授業料が足りないからだと思い込み、今までの倍の金額となる20万円をトラコに支払う。守はお笑い養成所の入学金がちょうど20万円であることをトラコに明かす。

 その夜、上原家で夕食をごちそうになるトラコ。みんなの前で打ち明けるよう守に合図するが、優秀な経歴を持つ父・利明(矢島健一)たちを前にすると守はますます言えなくなる。そんな守に、トラコはお笑い養成所に入ってしまうことを勧める。里美から受け取った授業料20万円を「先行投資」と言って守に渡すトラコは「頑張ってね」と去っていく。

 一方、トラコのパートナーの福多のマンション。いつものようにトラコに手料理を振る舞う福多(中村蒼)は、「そう言えば、昔おまえ、大きくなったら何になりたいかって聞かれて、とんでもない答え言ってたな」と、施設にいた頃を思い出す。昔の話をしながら福多は、大人になってトラコと再会した時のことやトラコの本当の目的に思いを馳せる。

 翌週、願書と20万円を握りしめてお笑い養成所を訪れる守だったが、里美に黙って入学することに怖気づく。そんな守の前に派手な芸人風のコスプレで現れるトラコ。「やっぱりママに正直に言うしかないんじゃない?」と諭すと、守はようやく決心がつく。

 その夜、守はお笑い芸人になりたい思いを真剣に伝えるが、里美は頑として認めない。口論の末、「絶対ビッグになってみせる!」と家を出ていく守。トラコは、里美を納得させるための20万円を使った“ある作戦”を守に提案する。

  ドラマ『家庭教師のトラコ』は日本テレビ系にて毎週水曜22時放送。

ドラマ『家庭教師のトラコ』第3話より (C)日本テレビ