株式会社学研ホールディングス(本社:東京都品川区/代表取締役社長:宮原博昭)の特例子会社である株式会社学研スマイルハート(本社:東京都品川区/ 代表取締役社長:田中薫)が、このたび、厚労省による「障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度(もにす認定制度)」で優良な事業主として認定され、7月29日に認定証を授与されました。

*東京労働局ハローワーク品川所長赤尾浪広氏(左)から認定通知書を授与される 株式会社学研スマイルハート代表取締役社長田中薫(右)
「もにす認定」とは、障がい者雇用の促進および雇用の安定に関する取り組みが優良な中小事業主を厚生労働大臣が認定するもので、2020年4月1日から実施されています。学研スマイルハートが本社を置く品川区では初の認定となります。
*もにす認定マーク


「もにす認定」評価理由
学研スマイルハートは2012年6月に設立されて以来、学研グループの企業理念である「私たち学研グループはすべての人が心ゆたかに生きることを願い 今日の感動・満足・安心と 明日への夢・希望を提供します」に基づき、社名の由来である「笑顔と真心」を大切にしながら、障がい者と共に働き、成長する会社を目指してきました。本年6月15日に設立10周年を迎え、従業員数も当初の7 名から現在では 87 名となりました。今回の認定では、これまでに取り組んできた障がい者雇用の創出、障がい者が働きやすい職場環境づくりやキャリアアップを支援するための研修機会の提供などの取り組みが評価されました。

 障がい者生活相談員10名、企業在籍型職場適応援助者1名を配置し、社内研修により障がいに関する知識を深め、コミュニケーションスキルの向上に努めています。また、こうしたノウハウの蓄積をもとに、他企業や支援学校からの見学や職場実習の受入依頼、セミナー講師、企業指導等に多数対応しています。

〇新規事業の創出
 デジタルサイネージやプロダクションプリンターなど最新の機材導入による、新たなる事業を創出。雇用の拡大に繋げています。

〇社員の高い定着率
 定期的な面談によりコミュニケーションを深め、障がい特性に合わせた業務の依頼をしています。その結果、直近3年で入職した20名の半年以上の定着率は100%。1年以上の定着率は94%と高い実績となっています。
〇教育の学研ならではの研修制度
 自身のスキルアップを望んでいる社員への資格取得応援制度や学研の教材を活用した基礎学力向上の取り組みを実施しています。

〇動画マニュアル作成
 わかりやすく技術を習得できるように動画マニュアルを作成。タブレットを活用した指導に取り組んでいます。

 今回の認定にあたって、学研スマイルハートの代表取締役社長の田中薫は、以下のようにコメントしています。
「当社でのそれぞれの取り組みは、学研グループの企業理念である、『私たち学研グループは、すべての人が心ゆたかに生きることを願い、今日の感動・満足・安心と明日への夢・希望を提供します』につながっております。
これからも企業理念のもと、障がい者を含めたすべての社員が、それぞれの個性を生かし、共に働き共に成長できる社会づくりに貢献してまいります。」


「もにす認定制度」について
 障がい者の雇用の促進及び雇用の安定に関する取組の実施状況などが優良な中小事業主を厚生労働大臣が認定
する制度です。認定制度により、障がい者雇用の取組に対するインセンティブを付与することに加え、既に認定を受けた事業主の取組状況を、地域における障がい者雇用のロールモデルとして公表し、他社においても参考とできるようにすることなどを通じ、中小事業主全体で障がい者雇用の取組の進展を目指しています。

 「もにす」とは、共に進む(ともにすすむ)という言葉に由来し、企業と障がい者が共に明るい未来や社会に進んでいくことを期待して名付けられた愛称です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/monisu.html

株式会社学研スマイルハートについて
 2012年6月に学研グループの障害者雇用促進を目的に設立された、株式会社学研ホールディングス100%出資の特例子会社です。2013年にグループ適用制度(関係会社特例制度)の認定を受け、現在10社でグループを組んでいます。社名の由来である「笑顔と真心」を大切にし、65名(2022年7月1日現在)の障がい者がオフィス業務のバックアップやビルメンテナンス、メールセンターなどの業務に従事しています。今後も「更なる業務拡大による雇用機会の創出」と「障がい者が働きやすい職場環境づくり」に積極的に取り組んでまいります。

https://gakken-smileheart.co.jp/

配信元企業:株式会社 学研ホールディングス

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