俳優のクリスパインが主演するアクション映画『ザ・コントラクター』より、日本オリジナル予告編と場面写真が解禁された。

【動画】クリス・パインが肉体を駆使しリアルなアクションを披露! 『ザ・コントラクター』日本オリジナル予告

 本作は、クリス演じる元最強特殊部隊の請負人(コントラクター)が、世界を揺るがす陰謀に隠された真実を暴くリベンジ・アクション作品。

 『スター・トレック』シリーズや『ワンダーウーマン』シリーズなど、大作、SF、アクションへの出演が続くクリスパインが元特殊部隊員ジェームス役を演じ、米国特殊部隊グリーンベレー出身の軍事アドバイザーによる徹底的な訓練にも耐え、鍛え抜かれた肉体を駆使したリアルなアクションを披露する。さらにはアカデミー賞ノミネート作『最後の追跡』でもクリスと共演したベン・フォスターや、『24 ‐TWENTY FOUR‐』シリーズのキーファー・サザーランド、くせ者役の多い名バイプレーヤーのエディ・マーサンなど名優たちが脇を固める。

 本作をプロデュースしたのは、キアヌ・リーヴス主演のノンストップキリングアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの仕掛け人エリカ・リー、ベイジル・イヴァニク。両名の下、テレビシリーズ『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』『ウエストワールド』でキャリアを積み、『The Nile Hilton Incident』(原題)でサンダンス映画祭ほか各国の映画祭で称賛を浴びた新鋭タリク・サレーを監督に迎え、壮大なスケールで映画化した。

 軍事任務での負傷により、特殊部隊から強制的に除隊させられたジェームス(クリス)。家族を養う為に彼が職を求めて行き着いた先は、退役軍人で構成された凄腕の民間軍事組織とその屈強なリーダー、ラスティ(キーファー・サザーランド)だった。ラスティの命により、テロ組織が隠し持つ凶悪な生物兵器の奪取に挑むことになったジェームスは、かつての戦友であるマイク(ベン・フォスター)と精鋭チームを組み、アメリカからドイツベルリンに飛び立つ。

 しかし任務が無事終了する間際、チームは何者かの罠にはまって弾雨を浴び、壊滅状態に陥ってしまう。一体だれが裏切ったのか。その真の目的は。ベルリンに取り残され追われる身となったジェームスは、全てを明らかにして家族の元に帰るため、たった独り熾烈な戦いに身を投じていく。

 予告編は、“国家に忠誠を誓った世界最強の兵士”であるエリート特殊隊員ジェームス(クリス)が、上官から「君はクビだ。退職金と恩給は支給しない」と告げられ、妻と幼い子供を抱えて困窮する様子から始まる。「俺たちは国に捨てられた」と絶望し打ちひしがれている一家の元に、かかってきた一本の電話。電話の主は「君の腕を見込んで、頼みたいことがある」とジェームスに語りかける。

 ジェームスが依頼主のもとへ出向くと、民間軍事組織のボス・ラスティ(キーファー)が現れ、危険な依頼内容を説明する。「報酬は破格だがこの任務はヤバい」と通告された“生物兵器のデータを奪う”という極秘任務を受け、ドイツへ向かうジェームス。しかし任務が無事に完了する直前、突然弾雨を浴びせられ、ベルリンの橋の上では、バイクに乗りながら銃を撃ってくる危険な人物に狙われる。終盤では「『ジョン・ウィック』のスタッフが仕掛けるリベンジ・アクション」というナレーションのもと、迫力の戦闘シーンが立て続けに展開し、ジェームスの“独りぼっちの闘い”の行方に興味が高まるクールな予告編に仕上がっている。

 場面写真は、主演のクリスの、『スター・トレック』シリーズで演じたカーク船長を彷彿とさせる銃を構える姿や、たくましい軍服姿を捉えたもの。そのほか、スーツ&サングラス姿でキメたベン・フォスター、機関銃を手にするキーファー・サザーランド、エディ・マーサンの姿も写し出されており、円熟した俳優陣が集結した写真となっている。

 なお本作のムビチケオンライン券は、8月5日から販売される。

 映画『ザ・コントラクター』は、10月7日より全国公開。

映画『ザ・コントラクター』場面写真  MOTION PICTURE ARTWORK (C) 2022 STX FINANCING,LLC. ALL RIGHTS RESERVED