スイスシオントルコのアダナ・デミルスポルに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリ(31)の獲得に前進しているようだ。

かつてはビッグクラブを渡り歩いたものの、ここ数年はブレシアやモンツァなど、イタリアの小規模クラブでのプレーが続いていたバロテッリ。だが、昨夏に加入したアダナ・デミルスポルでは、公式戦33試合で19ゴール6アシストを記録。今年1月にはイタリア代表の強化合宿に参加するなど、その評価は回復しつつある。

完全復活ともいえる活躍を見せたバロテッリとアダナ・デミルスポルの契約は2024年6月まで残っているが、トルコでのキャリアが今夏で終わろうとしているという。

Sport Italia』の移籍専門家であるアルフレッド・ペドゥーラ氏によると、バロテッリはジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が就任したばかりのバレンシアからの関心もあったが、それを蹴り、スイスシオンと個人合意。あとはクラブ間の交渉次第というところまできている模様だ。

また、スイス『ブリック』によれば、アダナ・デミルスポルはバロテッリの移籍金を320万スイスフラン(約4億4600万円)と見積もっているが、シオンは200万スイスフラン(約2億8000万円)程度での獲得を望んでいる模様。両者の移籍金に開きがある状況の中、今夏での移籍は実現するだろうか。

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