2022年10~11月、神奈川・大阪・東京にて上演される、ブロードウェイ・ミュージカル『バイ・バイ・バーディーのメインビジュアルが解禁となった。

本作は、キュートでパワフル、底抜けにハッピーコメディミュージカル。アメリカ中を熱狂の渦に巻き込んでいたエルヴィス・プレスリーの徴兵エピソードからヒントを得て作られ、1961年にトニー賞を受賞、1963年には映画化、さらに2009年にはブロードウェイ再上陸を果たすなど、長らく愛されている作品でもある。

今回、翻訳・訳詞を手がけるのは高橋亜子。演出・振付は、TETSUHARUが務める。

物語の舞台は1960年代のアメリカ。若くして音楽会社を立ち上げたアルバートピーターソン(長野 博)は窮地に立たされていた。アメリカ中、いや世界中の女性の心を鷲掴みにして虜にしているスーパーロックスターでクライアントのコンラッド・バーディー松下優也)が召集令状を受けたというのだ。スーパースターの徴兵とあっては、会社が立ち行かなくなってしまう……。アルバートの恋人であり秘書でもあるローズアルバレス(霧矢大夢)は、入隊前最後の曲「ワンラストキス」を作り、発売企画としてラッキーな女の子一人にバーディーの“ラストキス”をプレゼントする、という破天荒なアイデアを思いつき、さっそくオハイオののどかな町に暮らす少女、キム(日髙麻鈴)がラッキーな少女として選ばれた。
キスの企画に反対するキムのボーイフレンド・ヒューゴ(寺西拓人)をはじめ、父ハリー(今井清隆)、母ドリス(樹里咲穂)、弟ランドルフ(内海啓貴)、友人アーシュラ(敷村珠夕)……と、小さな町に大スターがやってくることで上を下への大騒ぎ! 一方、アルバートローズは、そろそろ結婚を、という考えはあるものの、母親(田中利花)をなかなか説得できないアルバートに、ローズはやきもき。
果たして、「ワンラストキス」企画は成功するのか!? そして、アルバートローズの恋の行方はいかに!?

スタイリッシュで躍動感あふれる、新たな『バイ・バイ・バーディー』に期待しよう。

ブロードウェイ・ミュージカル『バイ・バイ・バーディー』