これはアルバム「ワイチャイ」の発売に合わせて企画されたもの。前野は9月30日に鹿児島・キャパルボホール、10月1日に宮崎・宮崎キネマ館、2日に大分・ルーテル教会、7日に佐賀・EDAUME 東蔵、8日に福岡・森本能舞台、9日に熊本・キャバレーニュー白馬、長崎・旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂でライブを行う。鹿児島公演にはオープニングアクトとして、地元の弾き語りミュージシャンである西聖夜、坂口アキラが出演。大分公演と福岡公演は生音でのライブとなり、熊本公演と長崎公演には「ワイチャイ」でピアノを担当した佐山こうたが参加する。チケットは特設サイトで販売されており、7会場をお得な金額で回れる「九州一周通し券 」も用意されている。
ツアーに合わせて、前野の歌詞の一部をA4サイズのポスターにして九州7県に貼る企画が8月中旬にスタートする予定。複数カ所のポスターの写真をInstagramにアップすると先着でチケット代が割引となり、県内全部のポスターを投稿した先着1名の”猛者”は1会場分のチケットが無料となる。
またYouTubeでは
前野健太 コメント
この曲を作ったきかっけは韓国での映画祭でした。自分が出演した『変態だ』という映画が韓国の映画祭に招かれて、監督と一緒に舞台挨拶に行きました。1000人くらい入る劇場が上映会場でした。お客さんも満員で、映画もとても楽しんでもらえたようでした。舞台挨拶でステージに上がると、大きな拍手。お礼に何か言いたい。でも韓国語分からない。カムサムニダ。ありがとうございます。もう一言欲しい。そうだ、サムゲタン好きだから、それを伝えよう。美味しい、マシッソヨ。マシッソヨ。それだ。マシッソヨ、サムゲタン。これを大きな声で叫ぼう。私は大きな声で「マシッソヨ！サムゲタン！」と叫びました。するとどうでしょう。一拍置いて、うぉーーーーーーーーー！！！！！という大歓声。スタンディングオベーション。私は驚きと同時に、喜びが湧いて、これだ！となりました。なんか伝わったのだ。翌日、真夏のうだるような暑さの中、韓国の街をぶらつき、茶店に入り、そろ、と歌を書き始めました。あの喜びがこぼれて蒸発してしまわないように。ノートに「マシッソヨ、サムゲタン、」と…。
世界はずっと殺伐としていますが、知らない国の料理を、ただ、美味しい、と言いたい。美味しいと思ったら「美味しい」とその国の言葉で言ってみたい。それが平和への一歩となるような気がしています。そんな気持ちでこの歌を作りました。
前野健太
2022年、夏
「ワイチャイ」発売記念 前野健太 九州一周 歌ひらい
2022年9月30日（金）鹿児島県 キャパルボホール
2022年10月1日（土）宮崎県 宮崎キネマ館
2022年10月2日（日）大分県 ルーテル教会
2022年10月7日（金）佐賀県 EDAUME 東蔵
2022年10月8日（土）福岡県 森本能舞台
2022年10月9日（日）熊本県 キャバレーニュー白馬
2022年10月10日（月・祝）長崎県 旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂
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